
社内メールやチャットでの誤送信は誰にでも起こり得る。間違っても、誰かの悪口など書かないように気をつけたい。茨城県の50代男性から、そんな気まずい体験談が寄せられた。
男性が以前、大手食品会社の子会社で外勤営業職として働いていた時のことだ。
「間違えて私の悪口が書かれたメールがきた事がありました。内容は『◯◯さん(私のこと)、早口で何言ってるかわかんねぇー』と」
男性が外回り中に、内勤の事務職の女性から届いたという。男性は間違って届いた悪口メールに、どう返したのだろうか。(文:天音琴葉)
送り主は普段から態度が悪く「むしろチャンス到来」
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「そのまんまの内容が来ていたので、私はその返信に『私のところに来ていますよ』と、そっと返信しました。すると、間違えて送った内勤事務職の方から『あ! すみません、すみません。本当に申し訳ありません!』とすぐに返信」
おそらく同僚に送るはずのメールを、話題にしていた本人に送ってしまったのだろう。平謝りのメールが届いたが、男性は許さなかった。
「悪口言われた方は堪りませんので、すぐに上長に報告・メールを転送しました。私としては、就業時間内に業務に関係無いメールをしていたのも問題なので、対処してほしいと上長に相談しました」
男性がなぜ、ここまで強硬な対応をとったのか、理由を次のように続けた。この事務職の女性は普段から態度があまり良くなかったというのだ。男性は「むしろチャンス到来といえました」と当時を振り返る。
後日、上長から注意された本人から謝罪メールが届いたが、男性は「あとの祭りだと思います」と突き放した。だが結局、退職したのは男性のほうだった。この件が直接のきっかけではないが、この職場ではパワハラも横行していたという。男性は「コンプライアンスもあるようで何にも無いんだな」と嫌気がさし、それから1年もしないうちに退職したそうだ。
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