
会社員のモチベーションを大きく左右する夏のボーナス。喜びの声が聞かれる一方で、不満を抱える人たちの声も多く寄せられている。自動車部品工場で働く40代男性(年収750万円)は、自身の夏のボーナスが「数万円下がりました」と明かす。
昨年97万円だったのが94万円になったという。3万円の減額はわずかではあるが、やはり減るのは辛いだろう。「あるだけましですが」と現状を受け入れつつも、「政治家の皆さん経済回復早急にお願いします」と切実な願いを訴えた。さらに
「ボーナス減って税金はそのまま、もしくは昨年ベース(で)大変です」
と不満をもらす。それでも、「一応旅行行きます」と、ささやかな楽しみはあるようだ。(文:篠原みつき)
「夏冬とも手取りが10万。支払いで一瞬で消えます」
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鹿児島県の50代女性(事務・管理/年収200万円)は、例年8月末に支給される夏のボーナスについて、夏冬合わせて1.6か月分だと語る。
「私の場合安月給のため夏冬とも手取りが10万。毎月の給料も低いので何かを滞納するのもしばしば。やっとボーナスをもらえてもその支払いで一瞬で消えます」
と嘆いた。年間20万円のボーナスでは「本当は炊飯器や掃除機を買いたいけど残らないので買えず…」と、家電の買い替えもままならない現状を明かした。十分なボーナスがあればと願っているのだろう、こんな希望を書いている。
「炊飯器は27年前の物(結婚した時のいただき物)を今でも使い、掃除機は買えないからクイックルワイパーとコロコロ粘着テープを使っています。今年こそは掃除機買いたい!」
※キャリコネニュースでは「夏のボーナスいくらですか?」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/K3FRN91I
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