ママスタわが子が将来やりたいことや夢を見つけてくれたら、親としては嬉しいもの。全力で応援したいものですよね。しかし「ちょっとそれは……」と戸惑ってしまう将来の夢もあるかもしれません。先日ママスタコミュニティには「中学生の長男が中卒で働くと言って聞かない」というタイトルで、こんな悩み相談がありました。
『ラーメン屋になりたいとのことで、説得しても聞かない。この場合、私はなんと言えばいいの?』
ラーメン屋さんになるため、中学校を卒業後にラーメン屋さんで働こうとしている息子さん。投稿者さんとしては、「せめて高校は卒業してほしい」、さらに「将来気持ちが変わることも考えて大学進学も視野に入れてほしい」という考えを持っているのでしょう。しかし息子さんのラーメン屋さんで働きたいという意志は固い様子で、説得に苦慮しています。
夢を否定せず、具体的なビジョンやタスクを持たせるといいかも
『「ラーメン屋になるには?」みたいな動画やお仕事図鑑を一緒に見る。ラーメン屋になることは否定しないほうがいい』
『地元のラーメン店で食べたくらいでやりたいって言ってるなら、相当甘い。脱サラして開業した人の記事でも読ませたら? だいたいみんな全国を食べ歩いたりしているよ。あとは中卒で働きたいなら、家を出て住み込みができるラーメン店を自分で探してもらう』
『働きたいのではなく開業したいのなら、必要なことを息子さんに調べさせたら? それと、毎日の朝食か夕飯を息子さんに担当させたら?』
投稿者さんとしては、息子さんがラーメン屋さんになることを否定しているわけではないのでしょう。ただ息子さんが「中学校を卒業して働きたい」と言っていることに不安を覚えているのではないでしょうか。中卒となると、この先ラーメン屋さん以外の仕事をしたいと思ったときに、学歴で不利になる可能性もあります。
また高校や大学に進学をして勉強することで、別の進路を見出すこともできるでしょう。夢を持つのはいいことですが、中学生の時点で高校に行かずに働くと宣言している息子さんに「考え直して」と言いたいのは、親としては当然の心情ではないでしょうか。
ママたちからは、息子さんの夢を否定するのは好ましくないという意見がありました。その上でどうすればラーメン屋さんになれるのか、具体的なビジョンや見通しを持たせることで、「今すぐラーメン屋で働くのは難しい」と気づいてもらうこともできるのでしょう。また働くなら中学校を卒業したら家を出ること、今日から毎日夕ご飯を作ることなど、息子さんに何かしらのタスクを課すことも必要なのかもしれません。
起業するなら、資金や社会常識が必要に
『資金を稼がないと店は持てないし、ラーメン屋になるために稼ぎたいなら働かないといけない。でも中卒ではそう簡単にいかないと思う』
『調理科のある高校で学んでからでもいいんじゃない?』
『中卒で雇ってくれるラーメン屋があっても、調理場にはなかなか入れないと思うし、お運びと洗い場だけでも続ける気があるか確認しないとね』
ラーメン屋さんになるには、中学校を卒業してすぐに働かないといけないと息子さんは思っているのかもしれません。でも、一般的なラーメン屋さんが、中学校を卒業したばかりの子を簡単に雇ってくれるかも疑問です。さらに、自分のお店を持ちたいのであれば、資金や経営のノウハウ、社会常識がないと難しいでしょう。実際にラーメン屋さんを開くには何が必要なのかを調べてもらうことで、夢だけでなく現実的な部分にも目を向けられるようになるでしょう。また、調理科がある高校なら料理の実践的なことが学べるでしょうから、そうした進路を提案するのもよいのではないでしょうか。
大学で経営を学ぶことの重要性を教えるのもいいかも
『繁盛するラーメン屋になるためには、経営者としても勉強しないといけないと思う』
『友達が「勉強なんて中学までで十分」と言って割烹料理の店に就職。社会に出たら学歴がないと難しいと身を持って知って、半年で料理屋を辞めて高校進学』
ラーメンを作りたいだけなら、お店の経営などは気にしなくてもいいのでしょうが、いずれはラーメン屋さんを開きたいとなれば、困ることが出てくるかもしれません。またラーメン屋さんを経営するとなると、経営や法律などの知識も必要になってきますよね。学生時代に作った人脈があれば困ったことが起きても、助けてくれる人が出てくるかもしれません。進学するメリットを、息子さんに説明するのもアリではないでしょうか。
実際に中学校を卒業して料理人になったエピソードからは、社会に出ると学歴が必要になる場面もあることがわかります。まずは夢への一歩として、高校に行きながらラーメン屋さんでバイトをして現場を学ぶ選択肢も良いのではないでしょうか。今の時点では、息子さんと夢についてしっかり話し合い、そのうえで高校に進学してからでもラーメン屋さんを目指せることを伝えてあげることが大切になりそうです。
文・AKI 編集・こもも イラスト・Ponko
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