
【写真】笑顔で語り合う詩穂(多部未華子)と里美(美村里江) 『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』第7話場面カット
ある日、詩穂は立ち寄ったスーパーで、坂上が万引き疑惑をかけられ騒ぎになっているところに遭遇。声を荒げて否定する坂上を心配した詩穂は、彼女を家まで送り届ける。
自宅でも同じ話を繰り返し、短時間で感情の浮き沈みが激しい坂上に詩穂は困惑。するとそこへ坂上の一人娘・里美(美村里江)がやってくる。認知症の疑いがあるものの他人に介入されることを嫌がる里美は詩穂に“もう家には来ないでほしい”と告げる。しかし詩穂はこれを頑なに拒否する。
そんな第7話の終盤では詩穂が里美を前に、坂上との初対面を振り返る。娘の苺(永井花奈)がまだ赤ちゃんの頃、夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)の仕事も多忙で、詩穂は家事と育児を1人で担う日々が続いていた。苺と2人きりの時間が続き、泣き声に恐怖を抱くようになったある日、詩穂は呆然としながら街角に咲くアジサイを見つめていた。
するとそこに坂上がやってきて「アジサイって主婦みたいねぇ…」とポツリ。続けて「日の当たらないところで、じっと誰かのために家事をする。主婦は今も、独りぼっちなのね…」と話すと、隣で聞いていた詩穂はたまらず涙が込み上げてくる。
|
|
孤独な詩穂に寄り添う坂上の姿が描かれると、ネット上には「まじで号泣」「涙が止まらない」などの反響が続出。さらに「胸がギュってなるよ」「1人目の夜泣きでしんどかったことを思い出したなぁ」といったコメントも寄せられていた。