山寺宏一、CMで26種類の擬音演じる 声優の山寺宏一(63)が、サントリーの「からだを想うオールフリー」の新アニメCM「深夜ラーメンの誘惑」で、麺をゆでる音からSNSの更新音まで全26種類の擬音を演じた。前代未聞の擬音技を披露しており、声優活動40年の中で山寺は「声優やっていて一番難しかった役」と収録を振り返った。アニメはサントリーの公式YouTubeチャンネルにて公開されている。
【動画】リアルすぎる!山寺宏一が26種類演じた擬音が聞けるアニメ映像 同アニメは、毎日ラーメンをすするYouTuber・SUSURU本人を初めてアニメ化したもので、ラーメンと「からだを想うオールフリー」を堪能する様子や、深夜にラーメンをつくり食べる様子など、食の喜びを描いている。
CMでは山寺がキャラクターの声ではなく、SNSの更新音やガスコンロで湯が沸騰する音、麺袋を開ける音など26種類すべての擬音を1人で演じ分けている。山寺は現場で「これ、無理だろ!(笑)」と笑いながらも、実はスタジオ入り前に入念な自主練を重ねており、冷蔵庫の音は、自身の家で何度も冷蔵庫を開けたり閉めたりしながら音を研究したという。関係者は「まさに完璧な擬音再現でした!」と太鼓判を押した。
今回の擬音を演じるというオファーに山寺は「いろんな声を出したりモノマネするのは小さいころから好きだったので、興味はあり、最初は純粋に、面白いな!と思いました。けど、送られてきた資料を見て、『無理だろ!笑』と思った覚えがあります(笑)。事前にスタッフの皆さんに『なるべくリアルに』とお願いされ、どうしたもんだろうと思いながら、日々練習をしていました。冷蔵庫になったり、袋になったり、ネギになったり、その物の気持ちになってやりました」と打ち明けた。
一番難しかった役は「まぁいっぱいあるんですけど笑、冷蔵庫と袋麺を開ける音が特に難しかったですね。物と物が当たる音はなかなか難しいですね。小指が机に当たる音をお願いします。とかも今まで言われたことないですし笑、とにかく難しい物が多かったですねぇ」と回顧。
一番上手にできた音は「SNSの更新音ですね。口笛でやっていらっしゃる方は多いと思うんですけど、声でやりたかったので、一番練習しました笑。なので聴きどころかなと思います」と伝えた。
また、「とにかくこのWeb CMを楽しんで見ていただいて、みなさんも色々な音にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。あと、声優やってて一番難しかった役はなんですかってよく聞かれるんですよ。今度聞かれた時、この仕事を答えようかなって思ってます笑 でも、最終的には楽しく録らせていただいたので、みなさんも是非お楽しみください!」と呼びかけた。
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