愛犬の目を紫外線から守る新提案 眼鏡市場から初の犬用サングラス「ワングラス」登場

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2026年06月03日 18:01  Fashionsnap.com

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ワングラス

Image by: FASHIONSNAP
 今年20周年を迎える「眼鏡市場」を運営するメガネトップが6月2日、都内で「眼鏡市場 紫外線対策事業戦略発表会」を開催した。サングラスをファッションアイテムではなく、目を守るための日常的な健康習慣として定着させることを目指し、新プロジェクト「一億総サングラス計画」を始動。取り組みの一環として、ブランド初となる犬用サングラス「ワングラス(WANGLASS)」(5500円)を発売する。7月21日から、眼鏡市場店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

 ワングラスは、人間用サングラスで培った技術や知見を応用して開発した犬専用サングラス。開発のきっかけとなったのは、眼科医の有田玲子氏によるペットの紫外線対策の提言だった。有田氏によると、犬の目は人間と構造的な共通点が多く、紫外線や路面からの照り返しは慢性表層性角膜炎(パンヌス)をはじめとする眼疾患の誘因になることが知られているという。「犬は『まぶしい』『見えにくい』といった不調を言葉で伝えられないため、飼い主が異変に気付いた時には症状が進行しているケースも少なくない。視力低下や失明につながる可能性もあるため、予防としてアイケアを取り入れることが重要」と同氏。

 こうした背景から開発したワングラスには、人用と同等の紫外線カット基準を導入。紫外線量に応じてレンズカラーが変化する調光レンズを搭載し、日中は直射日光や地面からの反射光を軽減しながら、夕方以降はレンズカラーが薄くなることで犬の視界を妨げない設計とした。また、さまざまな犬種の骨格を研究し、激しく動いてもずれにくい専用フレーム構造を採用。素材には柔軟性と耐久性を兼ね備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用し、犬の皮膚への負担軽減にも配慮した。櫻井憲一郎商品部部長は「ファッション性の高い犬用サングラスは多いが、ワングラスはしっかり着用し、目を守ることを目的に開発した」と説明する。
 開発段階では社員の愛犬による装着テストも実施。通常の濃色レンズではレンズ内部が曇りやすいことが分かったため、熱を逃がす構造を取り入れるなど、快適性にもこだわったという。サイズは小型犬向けのXSサイズ(ベージュカラー)と中型犬向けのSサイズ(カーキカラー)の2種類を用意し、今後はラインナップの拡充も検討している。

 なお、一億総サングラス計画では犬用サングラスの発売以外にも、サングラスレンズの機能向上、法人向けサングラス導入窓口の開設、日本高校野球連盟認証サングラスの発売、小中高校生向けアイケア教室の開催、18歳以下を対象とした高機能UVカットレンズの割引キャンペーンなどを実施する。メガネトップの富澤正弘代表取締役社長は、「子どもたち、働く人々、スポーツを楽しむ人々、そしてペットまで、あらゆる世代、あらゆるシーンで紫外線から目を守る文化を日本に根付かせていきたい」とコメント。サングラスを国民標準装備とする未来を目指すという。

菅原まい (Mai Sugawara) FASHIONSNAP 編集記者 2002年、東京都生まれ。青山学院大学総合文化政策学部卒業後、2025年に新卒でレコオーランドに入社。中学生の頃から編集者を志し、大学生時代は複数の編集部でインターンとして経験を積む。特技は空手。趣味は世界中の美味しそうなお店をGoogleマップに保存すること。圧倒的猫派で、狸サイズの茶トラと茶白を飼っている。

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