南極条約会議が閉幕=中ロ反対でペンギン保護先送り―広島

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2026年05月21日 20:31  時事通信社

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時事通信社

南極条約協議国会議が閉幕し、記者会見する外務省の宇山秀樹担当大使=21日午後、広島市中区
 南極の平和利用などを話し合う第48回南極条約協議国会議は21日、広島市で11日間の日程を終えて閉幕した。観光規制や絶滅危惧種のコウテイペンギンの「特別保護種」指定が主な議題となったが、いずれも合意に至らず、結論は先送りとなった。

 会議の意思決定は協議国の全会一致が原則。コウテイペンギンの保護種指定を巡っては、圧倒的多数の国が支持したものの、中国が強く反対し、ロシアが同調。カナダ、ベラルーシ、トルコの協議国入りについても審議したが、いずれも意見が一致しなかった。

 観光規制に関しては、アクセスできるシーズンや場所を限定することや、課金する案を議論した。透明性の向上についても意見が交わされ、各国に情報共有を促す決議が採択された。

 会議では、ウクライナの代表団が、自国の科学者がロシアに拘束されているとして即時釈放を要求し、ロシア代表団が反論する場面もあった。

 議長を務めた外務省の宇山秀樹担当大使は記者会見で「地政学的対立が影響していないとは言い切れない」としつつ、「分断と対立の時代にあっても、できる限りの国際協力を進めるメッセージを広島から出せた」と成果を強調した。 

このニュースに関するつぶやき

  • 中ロは、なんでも米国の反対をしたいだけだからな。しかし南極条約の守備範囲が、思いのほか広いようだな。
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