ヴィッセル神戸は9日、スペイン人FWボージャン・クルキッチが完全移籍で加入することを発表した。
現在30歳のボージャンはバルセロナの下部組織出身。17歳の時にトップチームデビューを飾り、同クラブでは公式戦通算163試合に出場し、41ゴール19アシストを記録した。2011年にローマへと完全移籍すると、その後はミランやアヤックス、ストーク、マインツ、アラベスなどでプレーし、2019年8月にMLS(メジャーリーグ・サッカー)のモントリオール・インパクトに加入。今年1月に退団し、フリーとなっていた。
なお、ボージャンの入国日は現在調整中で、入国後は所定の待機措置を経てチームへ合流予定となっていることも明らかとなっている。
加入が決定したボージャンは神戸のクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「この素晴らしいチャレンジが待ちきれません。この機会は個人的にもプロフェッショナルとしても最高の中のひとつであり、この大きな挑戦が待ち遠しいです。日本の文化には、昔から惹かれていたこともあり、ヴィッセル神戸のおかげで自ら日本を体験できることになりました。イニエスタ選手は私にとって特別な存在であり、尊敬する彼とまた共にプレーできる事を嬉しく思っています。彼のアシストからたくさんのゴールを決めたいです」
神戸は7日にFW武藤嘉紀、8日にFW大迫勇也が完全移籍で加入したことを発表しており、3日連続で大型補強を敢行している。