角田裕毅、初日7番手「後半戦を良い形でスタート。走り始めからマシンが好調だった」:RB/F1第15戦

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2024年08月24日 06:20  AUTOSPORT web

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2024年F1第15戦オランダGP 角田裕毅(RB)
 2024年F1オランダGPの金曜、RBの角田裕毅はフリー走行1=14番手/フリー走行2=7番手、ダニエル・リカルドはフリー走行1=19番手/フリー走行2=13番手だった。

 今回、RBは、アップデート・コンポーネントとして、リヤコーナーを変更したことを明らかにしている。

 またFIAは、RBが角田裕毅のマシンに、新しいギヤボックスケースおよびカセット(GBX C & C)、ギヤボックスドライブライン、ギヤチェンジコンポーネントおよび補助コンポーネント(GBX DL)を入れたことを発表した。これはシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

 レーシングディレクターのアラン・パーメインは、一日を振り返り、次のようにコメントした。

「天候(雨)と強風により、今朝はトリッキーな状況だった。そのためFP1では少し慎重に行動し、マシンをリスクにさらさないことにした。それがタイムシートの位置に表れていたと思う」

「FP2は、パフォーマンスの面で、はるかに良いセッションになった。裕毅は自己最速ラップの際に少しトラフィックに遭ったので、ラップタイムにはまだ向上の余地がある」

「ダニエルはバランスに満足しておらず、リヤエンドに少し苦労していたようだ」

「大量の優れたフィードバックと情報を得ることができたため、それを今夜分析する。明日に向けて改善を果たせるものと確信している」

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
フリー走行1=14番手(1分14秒418:ソフトタイヤ/13周)/フリー走行2=7番手(1分11秒374:ソフトタイヤ/31周)

 間違いなく良い形でシーズン後半のスタートを切ることができました。特にFP2ではトップ10に入ることができて良かったです。

 マシンはとても堅実に感じました。明日の予選に向けて多少微調整が必要ですが、目指す状態から遠く離れている感じではありません。

 今日の風の状態(強風)を考えると、マシンは安定していて、バランスが良いようです。FP1からすぐに自信を持って走ることができました。

 このトラックはアップダウンが激しく、バンクもきついので、走っていて楽しいです。チームはポジティブな状態ですし、明日もこの調子で取り組んでいきます。

■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
フリー走行1=19番手(1分16秒231:ソフトタイヤ/15周)/フリー走行2=13番手(1分11秒630:ソフトタイヤ/31周)

 風が強い一日だった。天候状況に応じて、異なるタイヤコンパウンドを試した。

 予想していたより少し苦戦したので、改善する必要がある。午後にはミディアムタイヤの僕よりも、ハードタイヤを履いた裕毅の方がはるかに速かったので、原因を調べなければならない。

 このトラックは1周がかなり短く、チーム間の差がとても小さいため、小さな積み重ねが大事になってくるだろう。今夜、セットアップの調整を始め、明日を前に改善を見つけたい。

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