長澤まさみのために「映画を作りたい」 三谷幸喜『鎌倉殿』で主演起用を決意

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2024年08月29日 14:43  ORICON NEWS

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『スオミの話をしよう』の話をしよう 完成報告会に出席した長澤まさみ (C)ORICON NewS inc.
 脚本家・演出家・映画監督の三谷幸喜、俳優の長澤まさみが29日、都内で行われた映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)の完成報告会に出席した。

【動画】長澤まさみ、『鎌倉殿の13人』キッカケで三谷組主演に抜擢「恐れ多いです…」

 同映画は、「原作あるわけでも、アニメでもない、テレビがもとになっているわけでもない、数少ないオリジナル映画」(三谷幸喜)。大富豪の妻・スオミが突然行方をくらませた。スオミの失踪を知り、夫が住む豪邸に集結したのは、彼女を愛した5人の男たち。彼らが語るスオミのイメージはそれぞれ、見た目も、性格も、まったく異なるものだった。一体、スオミの正体は?ひとつの屋敷を舞台に、三谷の真骨頂ともいえるサスペンス・コメディー。

 メガホンをとった三谷は「演劇的な映画を作ったつもりですが、結果的に僕が作ったもののなかで最も映画らしい映画になりました。やっと自分が映画監督なんだと自信を持って言えるようになりました」と語り、確かな手応えをにじませる。

 制作の経緯に話題が及ぶと、三谷は「最初は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をやっているときに長澤さんにナレーションをやってもらっていたんですけど、そのときに何度かお会いすることがあった。そう言えばまだ彼女とは映画をやってないなと。本当に力のある女優さんでスキルを上げてこられた」と振り返りながら「この人のために映画を作りたい」と決意したことを明かした。

 そのような経緯で三谷映画へ初出演・初主演を飾ることとなった長澤は「恐れ多いです」と賛辞に恐縮。劇中では行方不明となった大富豪の妻・スオミを演じ「どんな人なのか皆さん想像もつかないと思いますが、スオミという女性です。よく“スミオ”と間違えられるんですけど“ス・オ・ミ”です。どうしてその名前なのかは劇場で確かめてください」と笑いながら呼びかけ、「スオミという役を通じていろんなキャラクターを演じたんですけど、難しいこともたくさんありましたが、皆さんと一緒に和気あいあいと楽しく演じることができたなと思います」と話した。

 会見にはそのほか、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマが出席した。


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