京成杯AHは年齢別成績に要注目! 大苦戦しているのは…

0

2024年09月06日 07:30  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

重賞初制覇を目指すディオ(今年8月撮影、ユーザー提供:つんさん)
 待ちに待った秋競馬の開幕だ。開幕週の日曜中山メインは京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)。伝統のマイル戦は年齢別の成績に注目し、是非とも高配当を的中してほしい。

 近10年の成績を振り返ろう。まず目につくのは5歳の好成績だ。52頭で[7-4-3-38]の勝率14%、複勝率27%。これだけの出走頭数がありながら、回収率は単複ともに80%前後だから、軸としての信頼度は高い。また、20年のトロワゼトワル、21年のカテドラル、22年のファルコニア、そして昨年のソウルラッシュと4連覇中。5連覇なるかに注目だ。

 複勝率という点では、6歳も悪くない。36頭で[0-5-3-28]の勝率0%、複勝率22%。惜敗が目立つが、複勝回収率が133%もあるように、人気薄の激走が多数。20年に13番人気のボンセルヴィーソが3着、22年に12番人気のミッキーブリランテが2着となるなど、2桁人気が4頭も馬券に絡んでいる。対照的に4番人気以内だった3頭は全て馬券圏外。「6歳は人気薄に要注意!」と覚えておこう。

 一方、3歳と4歳は苦戦している。3歳は20頭で[1-1-2-16]の勝率5%、複勝率20%。4歳は25頭で[1-0-2-22]の勝率4%、複勝率12%。どちらも「迷わず消し」と言うほどではないが、人気馬の凡走が目に付く。あくまで押さえに留めるのが正解だろう。

 今年は昨年の阪神JF覇者のアスコリピチェーノを筆頭に、ディスペランツァやコラソンビートなど、実績十分の3歳が大挙出走してきた。しかし、データ的には過信禁物。5歳のサンライズロナウドやディオなどを中心に据えて、好配当ゲットといきたい。

    ニュース設定