子供連れで楽しめる野球場はここだ!【山本萩子の6−4−3を待ちわびて】第130回

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2024年09月06日 09:10  週プレNEWS

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「野球デビュー」について語った山本キャスター

野球デビューが刻一刻と迫っています。

姉の息子、私にとっての甥っ子が先日に1歳になりました。野球好きの姉と、これまた野球好きの旦那さんは、「息子にも野球に親しんでほしい」と一生懸命で、すでにキャッチボールなどの英才教育を始めています。甥っ子はすでに才能の片鱗を見せているとか、いないとか(親バカならぬ、叔母バカです)。

現在の話題は、野球デビュー。といっても、いつ子供が野球を習い始めるか、ではなく、いつ親と一緒に野球場に行くかです。

義理の兄はロッテファンで、ZOZOマリンスタジアムにもよく足を運ぶ熱心なファンです。山本家の教育を受けた姉はもちろんヤクルトファンで、どちらを応援するか問題はさておき(これは、のちのち大きな問題になりそうな気もしますが)、今の課題は「いつスタジアムでデビューするか」。まだまだ暑い日は続きますが、早朝に秋の気配を感じるようになった今週あたりから、スタジアムデビューを真剣に検討し始めたそうです。

3歳まで、あるいは未就学児は座席に座らない限り無料というスタジアムがほとんどです。私がいつ、初めて親と一緒にスタジアムに行ったのかは思い出せませんが、元気いっぱいの子供と野球観戦はそんなに相性がよくはない、と思っている親御さんも多いでしょう。

野球というスポーツの魅力でもあるのですが、試合時間が長く、ひとつひとつのプレーの間には少し間があるので、子供の集中力を最後まで保つのは至難の業。だから現地での試合観戦を諦めている親御さんは少なくないかもしれません。

それゆえ、球団は家族連れに来場してもらうために多くの工夫をしています。たとえば、東京ドームをはじめ多くの球場にはキッズルームが用意されています。

ベルーナドームの外には、小学生向けの屋外施設があります。高さ5.5mのローラー式滑り台やトランポリンなど、体を使う大型のアトラクションが充実。開場時間から営業しているので、試合前にたくさん体を動かしてから、座席でジュースを飲みながら試合観戦をしたら楽しいことでしょう。

私が幼い頃、スタジアムで食べた食事の記憶はいまだに強く残っています。子供たちにとって、スタジアムグルメも球場に行く大きなモチベーションになるはずです。

そこでオススメしたいのが、paypayドームのECCキッズパークです。こちらの目玉は、子供の背の高さに合わせたビュッフェコーナー。さらに、子供が遊べる遊具コーナーには常にスタッフがいます。

たくさん遊んで、飽きたら食事をして、また遊んで、お腹が空いたらビュッフェを食べて、気が向いたら野球を見る。そうやって、強制的ではなく自然に野球と触れ合うことができたら、野球のことがもっと好きになるのではと思いました。

神宮球場だったら、広いプレミアムシートがおすすめでしょうか。夏だったら花火も上がります。ちなみに、8月にはキッズ向けにユニフォームプレゼントを予定していた試合がありましたが、台風で順延したため10月2日の広島戦での配布が決定しています。こちらも狙い目かもしれません。

メジャーでは、野球場を「ボールパーク」と言うように、1日を楽しく過ごせる場所であることを目指しています。行くまでは面倒だと思うこともあるでしょうが、行ったら絶対に忘れられない1日になると思います。

お子さんが生まれたあとに球場から足が遠のいている方がいらしたら、ぜひもう一度足を運んでほしいと思います。20年後、子供と一緒に球場で乾杯、そんなシーンにも憧れませんか?

それではまた来週。

構成/キンマサタカ 撮影/栗山秀作

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  • 好きなゲッツーが6-4-3と4-6-3で別れるらしい。
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