2025年の全日本ロード暫定カレンダーが発表に。鈴鹿ともてぎ2&4は春に調整中、全8戦の予定

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2024年09月06日 19:20  AUTOSPORT web

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2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000 決勝 スタートシーン
 9月6日、一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は2025年シーズンにおけるMFJ全日本ロードレース選手権シリーズの暫定カレンダーを公開した。調整中の大会もあるため、日程が変更される可能性がある。

 2025年の全日本ロードの開催ラウンドは、2024年と同様に全8戦。暫定カレンダーであるため調整中のラウンドもあるが、来年もJSB1000、ST1000、ST600が2レース制の大会も予定されている。また、筑波ラウンドは新たにJ-GP3が2レース制となるようだ。

 開催地は国内の主要サーキットであり、第1戦が2024年に続きスーパーフォーミュラと併催の鈴鹿2&4レースとなる。第2戦と第5戦のもてぎは入れ替わり、第2戦がもてぎ2&4として開催されることになった。

 その後、第3戦がスポーツランドSUGO、第4戦がJ-GP3のみ筑波サーキットで開催され、3月から6月まで毎月レースがあるが、7月はサマーブレイクとなる。

 後半戦は8月から10月にあり、第5戦もてぎ、第6戦オートポリス、第7戦岡山、第8戦鈴鹿で最終戦を迎える。また、併催されているMFJカップ JP250選手権は、第3戦から第8戦の2&4レース以外の全6戦で開催される。

 第1戦が調整中となっているのは、スーパーフォーミュラでスポンジバリアが使えないというFIA新基準(2輪レースではスポンジバリアが必要)により2輪と4輪レースが同時開催できるかの懸念がひとつめ。今年度の大会で雪が降ったこと、寒さによりテストから含めると25回以上の転倒があり、複数の怪我人が出たことによるタイヤメーカーの対策が必要なことも要因だ。

 また、「本日程は、世界選手権レースの開催予定を前提に調整。今後同選手権レースの開催予定が変更された場合は変更の可能性があります。」という注釈があるが、これは鈴鹿8耐が秋開催になる可能性が高いからだ。

 現時点では2025年の鈴鹿8耐は10月開催の可能性も議論されており、10月1週目となれば、第7戦岡山が移動されることになる。

 今回発表されたのは暫定カレンダーとなるため、日程、会場、開催クラスが変更される可能性は大いにある。昨年は最終版のカレンダーが11月に発表されたため、確定情報は2カ月ほど待つ必要があるだろう。

 発表された2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズの暫定カレンダーは以下の通り。

■2025年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 暫定カレンダー(2024年9月6日時点)
Round開催地日程開催クラス第1戦(調整中)鈴鹿サーキット/三重3月8〜9日JSB1000のみ第2戦モビリティリゾートもてぎ/栃木4月19〜20日JSB1000のみ第3戦スポーツランドSUGO/宮城5月24〜25日全クラス(JSB1000、ST600は2レース)第4戦筑波サーキット/茨城6月21〜22日J-GP3のみ(2レース)第5戦モビリティリゾートもてぎ/栃木8月23〜24日全クラス(JSB1000、ST1000は2レース)第6戦オートポリス/大分9月13〜14日全クラス(JSB1000は2レース)第7戦岡山国際サーキット/岡山10月4〜5日全クラス第8戦鈴鹿サーキット/三重10月25〜26日全クラス(JSB1000は2レース)

第1戦:コース公認など開催諸条件調整中

・本日程は、世界選手権レースの開催予定を前提に調整。今後同選手権レースの開催予定が変更された場合は変更の可能性があります。
・その他、日程、会場、開催クラスは、変更する場合があります。
・大会によっては、参加条件が設定される場合があります。

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