岡本裕生、初連勝「自分のペースで走りきれた」中須賀は2位/2024全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000レース2

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2024年09月08日 16:20  AUTOSPORT web

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2024全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000決勝レース2表彰台
 9月8日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が優勝を飾った。2位は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、3位は高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)となっている。

 全日本ロードレース第6戦オートポリスのJSB1000クラス レース2は岡本裕生が優勝した。

 レース2はレース1よりも3周多い18周の周回数でスタート。ホールショットを奪ったのは中須賀。岡本、野左根航汰(Astemo HondaDream SI Racing)と続き、オープニングラップからサイドbyサイドのバトルを展開。

 ここに水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)、名越哲平(SDG Honda Racing)、岩田悟(Team ATJ)と続く。

 4周目に岡本が中須賀を捕らえてトップに浮上し、ペースを上げる。これで完全にヤマハファクトリーチームの2台が集団から抜け出して一騎打ちとなる。野左根、水野、名越、岩田は4台での表彰台争いに移行する。

 7周目。水野がコースアウトして転倒。これで3台での表彰台争いに変わる。
 
 岡本は中須賀をじわじわと引き離し、8周終了時点で1秒以上のアドバンテージを築く。
 
 レース中盤。表彰台争いから徐々に岩田が遅れ出す。野左根と名越の一騎打ちになった表彰台争いを猛追したのは高橋巧。レース終盤には完全に3台での争いに持ち込む。最終ラップで、名越が転倒。

 岡本は大差をつけてダブルウイン。中須賀はダブル2位。3位争いは高橋が制した。

■岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)決勝レース2:優勝
「気温が上がり、想像どおり厳しいレースになりましたが、落ち着いて自分のペースを保つことができました。朝のウオームアップ走行からいいペースを持っていたし、バトルになると中須賀選手のいいところが出てしまうので、そうならないようにできる限り引き離して、最後まで自分のペースで走りたいと思っていました」

「そうできれば優勝の望みがあるんじゃないかと、前だけを見て集中して走りました。全日本で初めて連勝することができてうれしいです。次戦の岡山は1レースなので、しっかりと勝ちきりたいです」

■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)決勝レース2:2位
「レース1のようなレース展開にはさせないぞと思って臨みました。なるべく抑えて中盤で勝負したかったのですが、相手に隙を突かれてしまいました。岡本選手が自分の作戦を読んでいたんだと思います」

「その後は必死に追いかけましたが、岡本選手も集中していい走りをしていました。地元で勝てなかったのは悔しいですが、まだシーズンは残っているので、今回の悔しさをバネに巻き返したいです」

■高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)決勝レース2:3位
「今回の表彰台は運に味方された部分もあります。レース序盤は絶望的でした。5位に上がった段階では前車はまったく見えない位置で、ストレートでやっと見えるくらいの状況でした。そこからプッシュしたのですが、中盤以降に段々とマシンに慣れてきたので、後半に勝負してみようというところまで行けました」

「今シーズンは序盤に離されがちで、まだいろいろな課題があるので、ひとつずつクリアしていきたいです」

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