【バドミントン】田口真彩&渡辺勇大組、2戦連続ストレート勝利!元ペア五十嵐も同会場で勝利

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2024年09月09日 14:00  日刊スポーツ

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混合ダブルス プレーする田口真彩(手前)渡辺勇大組(撮影・藤塚大輔)

<バドミントン:全日本社会人選手権>◇第3日◇9日◇鳥取県民体育館◇混合ダブルス3回戦



混合ダブルスでオリンピック(五輪)2大会連続銅メダルの渡辺勇大(27=BIPROGY)、23年世界ジュニア選手権女子ダブルス王者の田口真彩(18=ACT SAIKYO)がデビュー戦から2試合連続でストレート勝利を収めた。


3回戦に臨み、2−0(21−13、21−11)で大田隼也、木山琉聖組を下した。ともにサウスポーの2人は強打で得点を重ねた。この日は同会場で先に元ペアの五十嵐(旧姓東野)有紗(28)が桜本絢子(29)との女子ダブルスで5回戦進出を決めており、それに続く快勝となった。4回戦は今日午後に行われる。


渡辺は12年に福島・富岡第一中の1学年先輩の五十嵐(旧姓東野)有紗(28)とペアを結成。“ワタガシ”の愛称で活躍し、21年東京五輪から2大会で銅メダルを獲得した。今夏のパリ五輪後に渡辺とのペア解消を発表し、8月下旬のジャパン・オープンが最後の大会となった。


五十嵐が桜本絢子との女子ダブルスの道へ進んだ一方で、渡辺は混合ダブルスの継続を決めた。「若い選手と組んでまだまだやりたい」と思い立ち、所属先の早川賢一監督らと相談。過去にBIPROGYで指導経験があった小宮山元監督(現ACT SAIKYO)の協力も得たことで今大会は田口とのペアで臨むこととなり、初陣となった7日の2回戦では約23分でストレート勝ちしていた。


2人は10月のアークティック・オープン(フィンランド)、デンマーク・オープンにもエントリーしているが、現時点で正式なペア結成の見通しは立っていない。


◆渡辺勇大(わたなべ・ゆうた)1997年(平9)6月13日生まれ、東京都出身。12年に福島・富岡第一中の1学年先輩の東野有紗とペア結成。富岡高を経て、16年から日本ユニシス(現BIPROGY)。五輪では21年東京大会から2大会連続銅メダル。24年8月のジャパン・オープンをもって東野とのぺアを解消。同月に一般女子との結婚を発表。167センチ。左利き。


◆田口真彩(たぐち・まや)2005年(平17)10月9日、宮崎・日向市出身。山口・柳井中卒業後、柳井商工では主将として活躍。全国高校総体女子団体3連覇。高3の23年世界ジュニア選手権女子ダブルス優勝。24年4月の西京銀行入行が内定後、内定選手として臨んだ同行チーム「ACT SAIKYO」で23−24年S/Jリーグ新人賞。165センチ。左利き。

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