楽天・藤井聖が自己最多更新の9勝目! 2ケタ目前の左腕に仁志氏「“空間”を使いながら抑えていく投手」と評価

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2024年09月13日 07:24  ベースボールキング

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楽天・藤井聖 (C)Kyodo News
 楽天は12日、西武との試合(ベルーナドーム)に7−3で勝利。3位・ロッテとのゲーム差は「4」に縮まった。

 打線は1点リードで迎えた3回、6番・伊藤裕季也の投犠打が適時失策を誘い2点目。さらに、7番・渡邊佳明、8番・村林一輝の連続適時打で2点を加え、プロ初登板の西武先発・杉山遙希をノックアウト。

 投げては先発の藤井聖は5回まで無失点。7点リードの6回に2点を返され、続く7回も先頭から3連打を浴びるなど1点を失ったが、後を継いだ渡辺翔太が見事な火消しを見せ追加失点を防いだ。藤井は自己最多を更新する9勝目を挙げ、初の2ケタ勝利に王手をかけた。

 9勝目を挙げた藤井について、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の仁志敏久氏は「10勝目前なんですけど、色んな球種をストライクゾーンに集めて、ボールを動かしながら打たせて取るピッチングですよね。3回裏の源田に対しても、色んな球種を使ってカウントを稼ぎながら、最後は抜けたボールでしたけど、結果的には良いコースに決まって見三振を奪う。どんどんストライクゾーンに投げ込んでいって色んな球種で、空間を使いながら抑えていく。そういった投球が巧みになってきてるので、結果がでているのかなと思います」とコメント。

 また2安打2打点の活躍を見せた辰己涼介については、「ほんとチャンスに強いですよね。チャンスで臆せず振ってきますので、どんなボールにも合わせられるという上手さが、身についたと思います」と安打数トップを走る27歳を高評価した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

このニュースに関するつぶやき

  • 藤井はWHIPが通算も今季も1.3超えと、少なくともエース級(早川は1.06)とは言えないピッチャー。ランナーを出しすぎる傾向を改善しないと生きてゆけないかも。。
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