男子テニスの国別対抗戦デビス杯ワールドグループ(WG)1部「日本対コロンビア」(14、15日、東京・有明コロシアム)のドロー抽選会が13日に都内で行われ、元世界ランキング4位の錦織圭(34=ユニクロ)は16年9月のウクライナ戦以来8年ぶりの出場が決まった。
第1日は、シングルス第2試合で同237位のニコラス・メヒアと対戦。第2日は綿貫陽介(SBCメディカルグループ)とペアを組むダブルスと、ソリアノ・バレラとのシングルス最終戦の2試合に登場する。
錦織にとっては、21年東京五輪以来の国内戦。会見では「何が起こるか分からない怖さがある。チームで気持ちを引き締めて、1試合目に西岡キャプテンに流れを作ってもらいたい」などと、終始リラックスした様子で話した。前日12日の練習では、右肩などに故障が相次いだ中で軽快な動きを披露。「大分(感覚が)戻ってきた。いい練習ができているので大丈夫だと思う。明日の試合は全力で臨める」とうなずいた。
酷暑が続くが、有明コロシアムのスライド式開閉屋根は閉じない見込み。「雨が降って欲しい」と笑わせつつ「対策をしっかり取らないと危ない」と気を引き締めていた。
同試合はシングルス4試合、ダブルス1試合の3戦先勝方式で行われ、勝者が来年の本戦出場を懸けた予選に進出する。【勝部晃多】
|
|
〈第1日〉
第1試合 西岡良仁(ミキハウス)−ソリアノ・バレラ
第2試合 錦織圭(ユニクロ)−ニコラス・メヒア
〈第2日〉
第3試合 錦織、綿貫陽介−ニコラス・バリエントス、クリスチャン・ロドリゲス
|
|
第4試合 西岡−メヒア
第5試合 錦織−バレラ
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。