リーズ指揮官、新加入の田中碧を絶賛「12カ月前も獲得しようとしていた」

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2024年09月13日 14:28  サッカーキング

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今夏リーズに加入した田中碧 [写真]=Getty Images
 リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が、新加入の日本代表MF田中碧に大きな期待を寄せていることを明かした。12日、地元メディア『リーズ・ユナイテッド・ニュース』が伝えている。

 現在26歳の田中は川崎フロンターレの下部組織出身で、2017年にトップチーム昇格を果たした。2021年夏にデュッセルドルフにレンタル移籍し、翌年完全移籍となると、公式戦通算95試合の出場で10ゴール8アシストを記録。先月30日にリーズへの加入が発表されると、翌31日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第4節のハル・シティ戦で86分から途中出場し、早速新天地デビューを果たしていた。

 14日に行われるチャンピオンシップ第5節バーンリー戦の前日会見に出席したファルケ監督は新加入の田中について聞かれると、「アオは私が本当に高く評価している選手だ。秘密を一つ教えると、12カ月前にも彼を獲得しようと必死だったんだ」と念願の獲得だったことを明かしながら、次のように続けた。

「スカウト陣が彼を知る前から、私は彼を追っていたので推薦していた。私がブンデスリーガにいた時から2部にいた彼に目をつけていた。彼の質には完全に確信を持っていたので、昨シーズン彼を獲得するためにあらゆることをした。年齢もよく、ボールの扱いが上手で、パス技術も優れていて、ゴールを決めることができる。8番の役割からゴールやアシストをすることができる」

「彼は最後から2番目のパスを出すことができる。私は彼がとても好きだ。私たちは試合を支配してボールをキープするのが好きで、ボールの扱いが上手で賢い。彼にとっても同じことで、イングランドへの移籍は大きな挑戦であり名誉なことだ。彼は私たちと一緒にプレーすることを切望しているよ」

 また、移籍市場の閉幕間際に加入した田中は先日まで日本代表に合流していたこともあり、まだあまりリーズで時間を過ごすことができていない。それでも、ファルケ監督は同選手の順応を心配してはいないと語った。

「彼はしばらくトップリーグでプレーしていない。ドイツの2部リーグ出身なので、適応する時間を与えるつもりだ。最初の印象は有望で、パスの選択が優れていることを示したし、最初の登場は気に入った。ユーモアのセンスがあり、本当に好きだよ。彼が側にいることはいいことだ。でも、このポジションには多くの競争があるから、現時点で彼がリーグ最高のMFになるかどうか予測することはできないね」

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