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ソニー生命保険(東京都千代田区)は、50〜79歳の男女を対象に「シニアの生活意識調査」を実施した。シニアの楽しみの1位は「旅行」で、旅行のためにかけている金額の平均は月3万2000円だった。
全国のシニアに現在の楽しみを聞いた。1位は「旅行」(45.3%)で、2位以下には「テレビ/ドラマ」(39.9%)、「グルメ」(28.1%)、「映画」(25.9%)、「読書」(22.3%)が続いた。
男女別にみると、男性は1位「旅行」(44.4%)、2位「テレビ/ドラマ」(35.2%)、3位「映画」(28.8%)、4位「スポーツ」(27.2%)、5位「グルメ」(26.0%)。女性は1位「旅行」(46.2%)、2位「テレビ/ドラマ」(44.6%)、3位「グルメ」(30.2%)、4位「映画」(23.0%)、5位「音楽/楽器」(22.8%)という結果だった。
シニアの現在の楽しみを2023年の結果と比較すると、1位の「旅行」は2023年は39.9%だったが、2024年は45.3%と5.4ポイント上昇した。
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●1カ月の出費額は?
「現在の楽しみを旅行」と回答したシニア(453人)の、旅行に対する1カ月の出費の平均額は3万2000円だった。過去の調査結果と比較すると、2022年2万4000円→2023年2万9000円→2024年3万2000円と、2年連続で増加している。要因として、コロナ禍後の旅行頻度の増加や、飲食店やホテル、観光施設における料金の値上げなどの影響が考えられる。
「現在の楽しみを貯蓄」と回答したシニア(113人)の、貯蓄に対する1カ月の出費の平均額は5万3000円だった。過去の調査結果と比較すると、平均額は2022年5万2000円→2023年4万4000円→2024年5万3000円で、2024年は2023年より9000円増加していた。
調査は全国の50〜79歳の男女を対象に、8月2〜3日にインターネットで実施した。有効サンプルは1000人。
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