中日、立浪監督が退任表明

◆ 「ほんとに今年は違うぞという状態で見てたんですが…」

　中日が阪神に完敗。これで3連敗となり、単独最下位に転落した。

　バンテリンドームで無類の強さを誇る髙橋宏斗に先発を託したが、2回、一死二塁から前川右京のセンター前タイムリーで先制を許してしまう。さらに4回にも一死一・三塁で木浪聖也の内野ゴロの間に1点追加され、先発の村上頌樹にもタイムリーを打たれ、計3点を奪われた。

　打線も村上を打ち崩せず5回2失点でゲームメイクされると、6回以降は阪神得意の継投の前に沈黙。終盤には失点を重ね、3－8で大敗を喫した。

　試合後に退任を表明した立浪和義監督について、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した平松政次氏は「1年目、2年目、ピッチャー抑えるんだけども点が取れなくて、苦しいゲームがずっと続いてましたけど、ほんとによく我慢してやりましたからね」と一定の評価。3年目の今季には「ほんとに今年は違うぞという状態で見てたんですが、結局やっぱりこういう状態になりましたけど…ほんとにもう、お疲れさんと言いたいですね」労った。

　もう一人の解説者の坂口智隆氏は「こういうこと僕も経験あるんですけど、やっぱり選手が1番責任を感じると言いますかね、悔しい思いっていうのはあると思うのでね。残り試合や次の年にぶつけてほしいですよね」と自らの経験を踏まえ、リベンジを求めた。

　またMCを務めた真中満氏は「今シーズン序盤は首位に立ったりとね、いい状態もあったんですけどね。なかなか苦しいシーズンになってしまいました」と今季の戦いを総括。続けて「岡林（勇希）選手、福永（裕基）選手、そして石川（昂弥）選手、村松（開人）選手あたりの若い選手たちもどんどん出てきましたんでね。ドラゴンズの選手に来年に繋げてほしいです」と立浪政権で伸びてきたヤングドラゴンズに期待した。

　3年間で下位からの脱出は出来なかった立浪監督。来年は新監督の元、再建を図ることとなる。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

最下位転落の日に立浪監督が退任表明…坂口氏「やっぱり選手が1番責任を感じる。悔しい思いっていうのはある」

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