映画『大きな玉ねぎの下で』伊東蒼・藤原大祐・窪塚愛流・瀧七海の出演発表 すれ違いビジュアルと特別映像も解禁

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2024年10月02日 19:53  ORICON NEWS

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神尾楓珠と桜田ひよりがW主演、爆風スランプの名曲から生まれた映画『大きな玉ねぎの下で』(2025年2月7日公開)(C)2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会
 1984年にデビューし、今年40周年を迎えた人気ロックバンド・爆風スランプが85年にリリースした不朽の名曲にインスパイアされた映画『大きな玉ねぎの下で』(2025年2月7日公開)の出演者が追加発表された。あわせて、主演の神尾楓珠・桜田ひよりの“切ない横顔”を切り取ったオンライン限定すれ違いビジュアルと特別映像が解禁となった。

【動画】令和と平成――時代を超えてつづられる“ふたつの恋”の特別映像

 楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様を歌ったバラードが、数多くの人の心を震わせてきた。

 そんな80年代を駆け抜けた名曲を元に作られた映画で描かれているのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋するラブストーリー。令和と平成2つの恋が交錯し、2組の男女に1つの奇跡が待ち受ける。

 神尾が演じるのは、将来に希望の持てない大学4年生、堤丈流。丈流とは対照的に自分の夢をまっすぐに追う看護学生、村越美優役を桜田が演じる。2人は、昼はカフェ、夜はバーになる店でそれぞれ働いているため、顔を合わせることはない。そんな中、連絡用のバイトノートで心を通わせ、顔も知らない相手に恋心を募らせていく。

 追加発表されたのは、1989年の平成初期を舞台に、手紙を通じて描かれる“もう1つの恋”を担うキャスト4人。病気を患いつらい日々を送りながらも、当時ペンフレンドと呼ばれた文通相手に淡い想いを寄せる秩父に住む高校生・池尻今日子役に伊東蒼。

 親友に頼まれて手紙を代筆するうちに文通相手に恋してしまう三浦に住む高校生・虎太郎役に藤原大祐。虎太郎に代筆を依頼する府川大樹役を窪塚愛流が演じる。虎太郎と大樹は同じ放送部に所属する親友同士。藤原と窪塚は普段から仲が良く、「大樹を演じるのが愛流で本当に良かったです!共演3回目の僕と愛流だからこその、虎太郎と大樹の関係性も築けたと思います」(藤原)と話している。

 今日子の親友・谷崎明日香役には、瀧七海。「今回80年代のヤンキー少女を演じるために昔のヤンキー作品を観て研究しました。人情味あふれる明日香を演じるのはすごく良い時間でしたし、親友役の伊東さんとは監督に息がぴったりだと言われるぐらい空気感が合っているかと思います」とコメントしている。

 解禁となったのは、令和と平成、2つの時代で描かれる淡く切ない恋模様が切り取られた本映像。映像の冒頭では、1989年を舞台に、顔も知らないペンフレンドに、大切な想いを1文字1文字に込めながら言葉をつづる今日子(伊東)と虎太郎(藤原)の様子が描かれている。スマートフォンもなければSNSもない時代に“手紙”で距離を縮めていく2人。しかし、住んでいる場所の違いや今日子の病気など、さまざまな困難が立ちはだかり…。

 そして、舞台は2024年に移り、同じ場所でバイトしながらもシフトの違いで会ったことのない丈流(神尾)と美優(桜田)の姿が映し出される。2人をつなぐのは業務連絡用の“バイトノート”のみ。“いつか会ってみたい”と思いながら、言葉のやり取りを交わしていくうちにひかれ合うものの、あと一歩が踏み出せずにいた…。

 名曲「大きな玉ねぎの下で」が紡ぐ、まだ顔も知らない相手に恋する2つの物語。果たして、すれ違う2組の男女は武道館の下で出会うことができるのか?言葉では表現しきれない、彼らの“伝えたい想い”に優しくも温かな歌声が寄り添う、とびきりエモーショナルな映像に仕上がっている。

■伊東蒼・藤原大祐・窪塚愛流・瀧七海のコメント

▼伊東蒼
 私も大切な人に気持ちを伝えたいときに手紙を書くので、この作品に出演できることをうれしく思います。撮影前から役に合わせて、昭和の作品をみたり、今日子が恋する気持ちに近づけるように藤原さんの曲を聴いたりしていました。

 現場では、瀧さんが人見知りしがちな私にたくさん話しかけてくれて楽しかったです。好きな人が選んでくれた便箋と封筒、書いた文字、言葉や行間、どれも手紙でしか得られない宝物だと思います。この映画が私たちから、皆さんへの「お手紙」になってくれればうれしいです。

▼藤原大祐
 台本を読んだ時、まるで小説を読んでいるような、5分の楽曲に込められたストーリーをより深く味わえた気分になりました。僕自身、手紙がすごく好きなので、虎太郎は自分に重なる部分が多く馴染みやすかったです。それに、大樹を演じるのが愛流で本当に良かったです!共演3回目の僕と愛流だからこその、虎太郎と大樹の関係性も築けたと思います。いろんなことが便利になって、つい楽な道を探してしまう現代だからこそ、忘れかけていた大切なことに気づかせてくれる作品です。どこか懐かしさを感じる、人間の温かみにあふれたこの映画をぜひ劇場でご覧ください。

▼窪塚愛流
 台本を読んで「文通」の魅力を改めて認識し、今より少し不便だった80年代が逆にうらやましくなり、憧れを抱きました。その時代の回想シーンなので、動きや台詞の言い回しなど工夫を混ぜて演技しています。そして、親友役が大祐と聞いたときは、うれしくてガッツポーズしてしまいました。大祐の唐突に仕掛けてくる芝居が大好きです。撮影の時は毎日、「大きな玉ねぎの下で」を聴いていました。 みなさんもぜひ楽曲を聴いて、映画の世界観に入り込んでから、映画を楽しんでみてほしいです。

▼瀧七海
 爆風スランプさんの名曲「 大きな玉ねぎの下で」は、家族がいつも歌う慣れ親しんだ曲でしたので出演が決まった時は胸が熱くなりました! 実は、今回80年代のヤンキー少女 を演じるために昔のヤンキー作品を観て研究しました。人情味あふれる明日香を演じるのはすごく良い時間でしたし、親友役の伊東さんとは監督に息がぴったりだと言われるぐらい空気感が合っているかと思います。多くの方に愛されている楽曲が、この作品を通して世代を超えさらにたくさんの人に届きますように。


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  • 子どもの頃は単に良い曲だなーと思ってたけど、大人になると歌詞の切なさが刺さる…
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