「アイドルやっててよかった」中島健人 初の海外ドラマの撮影中に心から思えた瞬間

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2024年12月02日 11:10  web女性自身

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30歳という節目の年に、待望の海外進出を果たした中島健人。AIとカメラが網羅された近未来都市が舞台のミステリーHuluオリジナル『コンコルディア/Concordia』で、システムの創設者である天才エンジニア、A・J・オオバを演じている。



「A・Jは、ビジュアルや話し方、ささいなしぐさまで、一から設計して作り上げたキャラクター。僕のセンスやアイデアを、たくさん取り入れてもらいました。衣装についても、物語が進むにつれて、欲深く傲慢になっていく心情を、色みやスタイリングで表現していて。細かい部分にも、ぜひ注目してほしいですね」



初の国際的な現場にも、堂々と挑んでいたことがうかがえる一方、日本とは違う待遇に驚くこともあったそう。



「僕専用のトレーラーが用意されていたんです! 車内の鏡は常にキレイに磨いて、自撮りもたくさんしましたよ(笑)。ヘアメーク用のトレーラーでは、共演者に『ケント、何か音楽かけて!』と言われることがあって。Sexy Zone(現・timelesz)の楽曲を、たくさん紹介していました。とくに人気だったのは『RIGHT NEXT TO YOU』。みんなリズムに乗って盛り上がってくれて。『アイドルやっててよかった』と、心から思える瞬間でした」



共演者とのほほ笑ましいエピソードは、撮影以外の時間にも。



「毎日のようにワインを酌み交わしていました。みんな、各国のおいしい銘柄を教えてくれるんです。僕もお返しに、おすすめの日本食を紹介したりして。日々、おいしいお酒と食事を楽しんでいたので、正直、顔のむくみが心配で……。でも、完成版を見たら、ちゃんとイケメンで安心しました(笑)」



笑顔で語る様子から、充実した時間だったことが伝わってくる。長年の夢を最高のかたちでかなえたことで、決意を新たにできたという。



「どんなフィールドでも、表現者として唯一無二でありたいという思いは、さらに強くなりました。周りと異なる存在であるためには、これまで以上に貪欲に動かないと。実は今回、『出番を増やしてほしい』と、プロデューサーに直談判もしたしね。僕が諦めずに提案し続けたことで実現したサプライズもあるから、発表を楽しみにしていてほしいな」



今年は、ソロアーティストとしても新たな一歩を踏み出した中島。今後、どんな未来を描いていくのか。



「根底にある気持ちは、昔からずっと変わっていなくて。自分に制限をかけずに、可能性を広げていきたい。一方で、今この瞬間にしかできない表現も絶対にあるから。28歳で本作の撮影ができたことは、最高の経験だったと思う。これからも、自分にしか生み出せないものをたくさん届けていきたいね」



【INFORMATION】


Huluオリジナル『コンコルディア/Concordia』(11月8日より毎週金曜エピソード更新/全6話)


カメラとAIに生活のすべてをモニタリングされる実験都市「コンコルディア」。平和で完璧な社会に思われたが、ある一人の青年の死をきっかけに、街は不穏な空気に包まれていく……。



(C)Hulu Japan

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