愛子さま23歳に テニスコーチが明かす被災地への思い 「人のことを思いやれる方」

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2024年12月02日 17:21  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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きのう23歳となった天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。今、趣味でテニスをされているということですが、そのコーチが愛子さまの被災地への思いを話してくれました。

朝、沿道の人に手を振り、笑顔で勤務先へと向かわれる愛子さま。今年4月から日本赤十字社で働かれています。入社に際して、こう述べられていました。

愛子さま(今年4月)
「早く職場に馴染み、皆様のお役にたてますよう頑張って参りたいと思っております」

この一年、仕事に励みつつ、成年皇族として初めての単独地方公務にも臨まれました。

愛子さま(今年10月)
「初めてで少し緊張しております」

宮内庁によりますと、愛子さまは時間がある時には趣味のテニスをして過ごされているといいます。

その愛子さまにテニスを教えているのが、元テニスプレーヤーの佐藤直子さんです。天皇陛下のテニス仲間で、陛下から愛子さまのコーチを託されたといいます。

日本プロテニス協会 元理事長 佐藤直子さん
「(愛子さまと)夕方から練習したことがありまして、すぐ暗くなって『もう私見えないんですけど』っていうと(愛子さまは)『まだ見えます』っておっしゃって、ずっとやり続けることも。無尽蔵の体力でたくましいプリンセスという印象」

愛子さまは、佐藤さんがテニスを通じて行っている被災地支援の活動に関心を示されているといいます。

佐藤さんは2007年の能登半島地震の復興支援のために創設されたテニスの国際大会で実行委員長を務めています。

佐藤直子さん
「テニスの選手は(自分の)ラケットとかウェアとか送ってくれて、それで来場者に差し上げたんです。(愛子さまに)自宅が全壊とか、その中テニスを始めた方がいるという話をして、(愛子さまは)『テニスが励みになっているのは嬉しいですね』と言ってくださいました」

今年、元日の能登半島地震でも愛子さまは被災地を気遣われていたといいます。

佐藤直子さん
「(愛子さまは)本当になんて申し上げていいかわからないけれどもみたいな、そういう表情で話を聞いてくださって。もう本当『それは悲しい大変なことですね』みたいな。人のことを思いやれる、そういう方なんだなと」

愛子さまは9月に石川県の被災地を訪問する予定でしたが、豪雨の被害で取りやめられていました。

宮内庁によりますと、愛子さまは「可能な状況になれば、石川県を訪問したい」と思われているということです。

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