【写真】唐沢寿明がコスプレ披露!? 映画『九十歳。何がめでたい』場面写真
本作は、凄腕プライベートバンカーが金融知識を武器に策動する痛快マネーサスペンス。相続争い、愛人問題、裏金疑惑、経営争いなど、資産家一族の“金”にまつわる問題に切り込む。
プライベートバンカーとは、富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリスト、いわば“マネーのプロフェッショナル”。しかし、請け負う仕事はそれだけに留まらず、ビジネスの助言から家族間の揉めごとまで、富や権力、名声を持つ富豪たちの資産や利益を守るためなら“何でもやる”存在だ。
その中でも、圧倒的な金融知識と人脈を持つ男――それが、主演・唐沢演じる“悪魔的”凄腕プライベートバンカー。資産家一族の前に現れたこの男が、相続争いや愛人問題、裏金疑惑など、一家に渦巻く“金”にまつわる数々の問題を、卓越した金融スキルと、時に罠や裏切り、巧妙な戦略など予測できない手法で鮮やかに打破していくことに。
唐沢が演じるのは、資産10億円以上の大富豪しか相手にしない凄腕プライベートバンカー・庵野甲一。大手の証券マンとしてキャリアをスタートさせ、類まれなる才能で海外の証券会社などを転々と渡り歩いてきた業界では伝説の男。圧倒的な金融知識と幅広い人脈を武器に、信頼する助手・御子柴修と共に、資産を守るためなら何でもやる人物だ。一見すると穏やかで振る舞いも紳士的ながら、時に非情な一面ものぞかせ、心の内を決して表に出さないミステリアスな庵野。ビジュアルでも、その謎めいた個性的なキャラクターが表現されている。
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「金融というジャンルだけに留まらない、サスペンス要素もあり、エンターテインメント感もあって、見ていただく方々にも楽しんでいただける作品だと思います」と早くも自信をのぞかせる唐沢。「いろんな方に見ていただきたいと思いますが、作品に携わる人間としては、面白いものを作れるかどうかが大事なので、『面白いものを作っているな』と思ってもらえる作品にすることが僕らの役目だと思っています」と、座長、そして俳優としてまっすぐなコメントとともに意気込みを語った。
監督を手掛けるのは、『コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐』シリーズや『ブラックペアン シーズン2』など数々のヒット作を手掛ける西浦正記。唐沢はこれまで、『ハラスメントゲーム』シリーズ、『フィクサー』で西浦作品に参画しており、本作で3度目、約1年ぶりにタッグを組むことに。
厚みのある映像と緻密で繊細な演出に定評がある西浦に、唐沢も絶大な信頼を寄せており、「彼はとても“アイデアマン”なので、俳優として任せられる、非常に信頼できる演出家のひとりです。なので、僕自身は現場で自分が思い描いていることがうまく演じられるように努めるだけです」と語っている。
ドラマ『プライベートバンカー』は、テレビ朝日系にて2025年1月9日より毎週木曜21時放送(初回は拡大スペシャル)。
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<コメント全文>
■唐沢寿明(庵野甲一・役)
“プライベートバンカー”というこれまでにない題材で描くストーリーがとても興味深いなと思いました。脚本もとても面白く読ませていただき、金融というジャンルだけに留まらない、サスペンス要素もあり、エンターテインメント感もあって、見ていただく方々にも楽しんでいただける作品だと思います。また、この作品にはさまざまな金融知識も盛り込まれているので、僕自身も色んな知識を学んで活用してみたいと思いました。
庵野は秘密主義で、人を操ってどこか楽しんでいるようなところがあり、自分とはかけ離れたキャラクターだと思いますが、現実世界でもきっとこういう人はいるよな、と感じさせる人物だと思いましたね。
西浦監督とはクランクインする前から、直接お会いしたり、メールでやり取りしたり、すでに何度もお話をさせていただきました。ただ、彼はとても“アイデアマン”なので、俳優として任せられる、非常に信頼できる演出家のひとりです。なので、僕自身は現場で自分が思い描いていることがうまく演じられるように努めるだけですね。
この作品をいろんな方に見ていただきたいと思いますが、作品に携わる人間としては、面白いものを作れるかどうかが大事なので、『面白いものを作っているな』と思ってもらえる作品にすることが僕らの役目だと思っています。
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