15日 厳しい寒さが続く 強い寒気が南下 北陸や東北・北海道は大雪になる所も

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2024年12月15日 08:02  日本気象協会

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日本気象協会

15日 厳しい寒さが続く 強い寒気が南下 北陸や東北・北海道は大雪になる所も

今日15日も、全国的に寒さが続きます。平地で降れば雪になるような強い寒気が、一時的に西日本まで南下。北陸や東北、北海道は山沿いを中心に大雪になる所も。交通への影響にご注意を。



●強い寒気が居座る


今日15日も強い寒気の流れ込みが続き、朝にかけては今シーズン一番の冷え込みの所が多くなりました。午前7時30分までに、最低気温が0℃未満の冬日は559地点で、今シーズン最多。兵庫県姫路市や山口市などでは、今シーズン初めての冬日となりました。東京都心は0.8℃まで下がり、氷が張るほどの冷え込みでした。

今日15日も冬型の気圧配置が続き、平地で降れば雪になる目安の強い寒気が、一時的に西日本まで南下する予想です。また、低気圧が日本海から北海道付近へ進むため、北海道や東北を中心に雪の降り方が強まるでしょう。晴れる地域でも気温は上がりにくく、全国的に寒さが続きそうです。


●日本海側は雪や雨 山沿いでは大雪も


今日15日は、北海道と東北では日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。山沿いを中心に積雪がさらに増えそうです。日差しが届く太平洋側も、午後は一時的に雪の降り方が強まるでしょう。積雪や凍結による交通への影響や、見通しの悪化にご注意ください。

北陸は断続的に雪や雨が降り、雷を伴って強く降ることもあるでしょう。山沿いでは24時間に50センチ以上の降雪が予想されている所もあり、なだれなどに注意が必要です。近畿北部や山陰は山沿いを中心に雪が降り、平地でも雪のまじる所があるでしょう。

関東から四国は、広い範囲で晴れる見込みです。特に関東や東海は晴れる時間が長く、日中は日差しがたっぷりでしょう。山沿いを中心に雪雲や雨雲が流れ込むため、峠越えを予定されている方は、路面状況の変化に注意が必要です。九州は北部を中心に所々で雨や雪が降るでしょう。沖縄は晴れ間が出ますが、局地的に雨が降りそうです。


●風強まる 体感温度が低下


最高気温は、昨日14日より高い所もありますが、各地で寒さが続くでしょう。

九州から関東は12℃前後の所が多く、広く平年並みの予想です。北陸や東北南部は8℃前後の所が多く、東北北部は3℃から5℃くらいの所が多いでしょう。雪や雨の影響もあり、日本海側では朝からほとんど横ばいの所もありそうです。北海道は、札幌で1℃と昨日14日より2℃ほど高いものの、平年並み。旭川など、最高気温0℃未満の真冬日が続く所もあり、厳しい寒さでしょう。

西よりの風が次第に強まるため、実際の気温よりも寒く感じられそうです。夜は再び冷え込むため、出かける時間帯に合わせて、マフラーや手袋などでしっかりと寒さ対策をしてください。



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