東洋の魔窟「九龍城砦」を約10億かけ再現 「トワイライト・ウォリアーズ」美術メイキング映像公開

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2024年12月15日 09:00  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

東洋の魔窟「九龍城砦」を約10億かけ再現 「トワイライト・ウォリアーズ」美術メイキング映像公開

 香港映画No.1ヒットを記録した「九龍城寨之圍城(原題)/Twilight of the Warriors: Walled In(英題)」の邦題が「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」に決まり、日本公開日も2025年1月17日に決定しました。


 これにあわせて、制作費の6分の1にも上る、約10億円をかけて作られたという本作のもう一つの主役”九龍城砦”の美術のメイキング映像が解禁。映画のセットとはにわかに信じがたいほどの仕上がりとなっています。


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 「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」は、第77回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーンおよび、第37回東京国際映画祭にて上映され、世界中の映画ファンから大喝采を浴びたという映画作品。


 ルイス・クーを主演に迎え、香港映画界のレジェンド、サモ・ハンほか、アーロン・クォック、リッチー・レンなど豪華俳優陣に加え、レイモンド・ラム、テレンス・ラウ、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、フィリップ・ン等若手実力派がアクション・シーンを更に盛り上げています。


 そんな同映画の見どころのひとつは、5000万香港ドル(日本円=約10億円)をかけて制作された、物語の舞台「九龍城砦」のセット。かつて香港に実在し、「東洋の魔窟」とも呼ばれた巨大なスラム街が、完全再現されています。


 セットの制作に当たり、美術監督のマック・コッキョン氏は「我々が描きたかったのは治安の悪さではなく、情のある生活だ」と語ります。


 たくさんの資料を集め、大勢のかつての住人たちに会い、当時の人々の生活を作り上げること、暮らしの細部に焦点を当てることに難しさを感じていたようです。


 一見するとめちゃくちゃに通っているように見える水道管や電線も、きちんと一戸に一本ずつ繋がっており、全て秩序があるとのこと。


 「城砦はめちゃくちゃなわけじゃない、それぞれの建物はきちんと整ってる。密集して建っているから細い通路ができているだけ。我々はそれを利用して主人公が内部を知っていく様子を描いた」と、セットの完成度に自信をのぞかせました。


 さらに秋兄貴役のリッチー・レンは「雑然とした中に生活の温もりがある。温かい情景だよ」と、そこに根差した人々の温かみのある暮らしが描かれていると言います。


 細部まだこだわり抜かれた本作のもう一つの主役”九龍城砦”の美術について、ぜひ公開前にチェックしてみてはいかがでしょうか。


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情報提供:クロックワークス

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024121502.html

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