<ラグビー・リーグワン1部:東京ベイ30−22横浜>◇第7節◇8日◇神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場◇観衆8195人
昨季4位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)が5位に転落した。2季ぶりの優勝を目指すクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)に逆転負け。沢木敬介監督(49)は「今の実力はこんなもんだと思うし、自分たちで受け入れないといけない。こういうゲームを勝たないと、本当にチャンピオンを狙うチームにはなれない。自分たちの実力不足」と振り返った。
前半は風下ながら主導権を握り、12−3で折り返した。12−8の後半10分にはFB普久原琉(24)がインターセプトからトライ。元日本代表SO田村優(36)のゴールも決まり、19−8と最大11点をリードした。
だが、同14分にはプロップ祝原涼介(28)が危険なプレーでイエローカード(10分間の一時退場)。数的不利となり、強力FWの東京ベイに押し込まれた。相手WTBのハラトア・バイレア(25)にはハットトリックを許し、CTB梶村祐介(29)は「最後に(ハラトアへ)ワイドに持っていかれる前に、1人目のタックルで、相手のモメンタム(勢い)を止め切れていない。システムエラーではなく、個々の問題だと思います」と課題を受け止めた。
次節は16日、東京・秩父宮ラグビー場で現時点で今季無敗の埼玉パナソニックワイルドナイツに挑む。沢木監督は「ここからどういうふうにしていくか、自分たちの振る舞いにかかってくる。目をそらさずに、やっていかないといけない」と引き締めた。【松本航】
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