21年近く生きた愛猫を失い、悲しみに暮れる日々…保護猫との出会いが立ち直らせてくれた「うちに来てくれてありがとう」

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2025年02月08日 18:40  まいどなニュース

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そろって飼い主さんを見つめるくうちゃん(左)とさぶくん(右)(画像提供:猫ねむりzzz..さん)

X(ツイッター)ユーザー・猫ねむりzzz..さん(@nekonemuri_zzz)は10年前、先代の愛猫「macha」さん(享年20歳11カ月)をお空へ見送り、深い悲しみに暮れる日々を過ごしていました。

【写真】じゃれ合ってる?喧嘩じゃない?(笑)

しかし、愛情をそそいでともにした時間は、新たな希望へとつながるきっかけになることも。ふたりの保護猫と出会ったのです。

“保護猫”との関わりが繋いでくれたご縁

2016年の夏、飼い主さんに転機が訪れました。

「保健所にいる猫さんの引き取りについて、保護猫団体さんに相談をしたときでした。当時、保護されていた生後5カ月の子猫たちを紹介されたのです。それが、白黒の女の子・くうちゃんと、サバ白の男の子・さぶくんでした」

ふたりはきょうだい関係にはありませんが、当時、どちらも生後5カ月ほどでした。“お見合い”を経て、同年10月、ふたり一緒に家族としてお迎えすることに。こうして、新たな生活が始まったのです。

粗相で大変な日々を乗り越えて

飼い主さんは、これまでに何度か野良猫を保護し、また預かって里親さんに託してきました。猫への接し方や困ったことが起きたときの対処法、里親さんへの譲渡などを相談できる保護猫ボランティアさんたちに助けられました。

それでも、人間と同じように猫の個性もさまざま。さぶくんとくうちゃんとの暮らしが始まってから戸惑うこともあったといいます。

「さぶくんが、ふかふかのお布団をトイレと勘違いしてしまい、粗相するように。一時期は、大変な日々を過ごしました。それでも、ふたりがそばにいてくれることに幸せを感じたのです。つらいことや悲しいことがあったとき、そばにいてくれることで癒やされ、乗り越えることができました」

さぶくんとくうちゃんもまた、飼い主さんの愛情を受けてすくすくと成長していきました。

今、飼い主さんがさぶくんとくうちゃんに伝えたいこと

さぶくんとくうちゃんは、現在は、8歳になりました。

ふたりの性格について、飼い主さんは次のように語っています。

「さぶくんは、とにかく甘えん坊。ビビりなのに好奇心旺盛なところがある子です。子猫を保護して里親さんがみつかるまで一緒に過ごしたときは、興味津々といった様子で自ら近寄って仲良くなりました。また、衰弱した野良猫を保護し、残念ながら見送ることになったときも寄り添ってくれた優しい子です」

一方、くうちゃんは、お姫様のような子だといいます。

「くうちゃんは、マイペースでおっとりとした子。ほかの猫に対しては『家にいてもいいけれど、お昼寝の邪魔はしないでね』という雰囲気をかもし出します。お姫様気質ですね」

さぶくんとくうちゃんと過ごしてきた日々を振り返り、飼い主さんはこう語ってくれました。

「ふたりには、『うちに来てくれてありがとう。いつも突然、家にやって来る保護猫ちゃんたちを受け入れてくれてありがとう』と伝えたいです。まだ8歳、もう8歳。先代のmachaさんのように長生きしてほしいと思います」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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