NY株、反発=トランプ関税の警戒後退
0
2025年02月14日 07:02 時事通信社

【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領の関税政策に対する警戒感がやや和らぎ、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比342.87ドル高の4万4711.43ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は295.69ポイント高の1万9945.64で引けた。
トランプ氏はこの日、「相互関税」の検討を関係省庁に指示したが、「すぐに発動せず、詳細も詰まっていない」(日系証券)との見方から市場の危機感が後退。幅広い銘柄に買いが広がった。インフレに対する不安が落ち着き、米長期金利が低下したことも相場を支えた。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。