近畿地方でスギ花粉飛散開始 25日(火)以降は広範囲で一気に飛散が増える可能性も

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2025年02月18日 13:31  日本気象協会

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日本気象協会

近畿地方でスギ花粉飛散開始 25日(火)以降は広範囲で一気に飛散が増える可能性も

和歌山県の田辺市では、2日連続でスギ花粉が1個以上観測され、16日(日)に飛散開始となりました。25日(火)以降は、晴れて気温が高い日や雨上がりの日を中心に、近畿地方の広い範囲で一気に本格飛散開始となる可能性があります。



●25日(火)以降 晴れた日や雨上がりの日を中心に要注意


近畿地方では、24日(月)までは晴れても気温の低い日が多いでしょう。
ただ、25日(火)と26日(水)は、晴れて寒さが和らぎ、花粉が飛びやすくなる見込みです。
また、27日(木)と28日(金)は雨が降りますが、3月1日(土)は雨上がりで気温が上がるため、花粉が一気に飛び出す可能性があります。
まだアレルギー症状が出ていない方も、花粉症の方は対策を心がけてください。


●花粉飛散開始の定義


花粉の飛散開始がいつなのか、気になる方も大勢いらっしゃると思います。

「花粉の飛散開始日」とは、スギの花の開花日ではありません。1月以降、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「花粉の飛散開始日」としています。

和歌山県田辺市では、16日(日)に2.0個、17日(月)に5.4個のスギ花粉が観測され、飛散開始となりました。

なお、「花粉の飛散開始日」よりも前でも、気温の高い日などは、1平方センチメートルあたり1個未満という少量の花粉が飛び始めていることもあります。敏感な方は、わずかな花粉でも、症状がでることがありますので、注意が必要です。

「花粉の飛散開始日」前だから、と油断しないで、早めに対策を、心がけてください。



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