
【写真】泉澤祐希、曽田陵介、星乃夢奈、駒木根葵汰が主人公・赤山誠司(桐谷健太)の教え子、小関裕太が主人公の秘密に迫る報道記者に
金も無ければ仕事も無い…元児童養護施設職員のアラフィフ男・赤山が、夢をなくしたかつての教え子たちとともに、腐った巨大権力相手に痛快な復讐(ふくしゅう)劇を繰り広げる本作は、『コード・ブルー』『ハゲタカ』『離婚弁護士』など数々の社会派ヒットドラマを生み出してきた脚本家・林宏司による5年ぶりのオリジナル作品だ。
主演・桐谷が演じる情熱あふれる児童養護施設の職員・赤山は、とある事情をきっかけに20年間消息不明となる。そして20年後…再び帰ってきた赤山が目にしたのは夢や希望を失い、絶望の淵に立つ、変わり果てた教え子達の姿だった…。
このたび、樋口ゆかり役の長濱ねるに加えて、赤山の教え子を演じる追加キャストとして、泉澤祐希、曽田陵介、星乃夢奈、駒木根葵汰の出演が決定。
長濱、泉澤、曽田、星乃、駒木根が演じるのは、幼い頃受けた虐待を機に、5歳で児童養護施設「希望の道」に入所した5人。恵まれない環境ながらも、赤山から全身全霊の愛情を受けて、将来に夢や希望を抱き育っていくものの、大人になると現実の厳しさを突きつけられ…ホームレス、ブラック企業、シングルマザーなど生きづらい世の中で自分を殺して生きていくことに。バラバラになった教え子達と赤山が、一体どんな再会を果たすのか。そして彼らの前に立ちはだかる最強の敵の正体とは?
泉澤が演じるのは、野々村光。愛称はノノ。引っ込み思案で大人しい性格で、将来“サッカー選手”になることを夢見ていたが、人とコミュニケーションを取るのが苦手で職を転々とし、どれも長続きせず…現在は路上生活を行うヤングホームレスに成り果てている。
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星乃が演じるのは、君原(きみはら)いぶき。気が強く、反抗的な態度の裏では寂しがりやな一面も。小さい頃の夢は“金持ちイケメンの嫁“。職場結婚の末に一女をもうけるが夫のDVが原因で離婚している。現在は夜間清掃と宅配サービスのアルバイトで生計を立てるシングルマザーとしてギリギリの生活を送っている。
駒木根が演じるのは、渋谷勇気。気が強い上に喧嘩早く、大人に反抗的な態度を取ることもあるが、実は誰よりも仲間想いで責任感が強いことを赤山は見抜き、児童養護施設「希望の道」では子ども達のリーダー的存在でした。赤山が消息不明となる前に、二人はとある約束を交わす。そんな彼の子どもの頃の夢とは…?
長濱が演じるのは、樋口ゆかり。真面目で成績優秀、面倒見が良く子どもの頃から皆の世話役的存在だった。小さい頃は“海外で活躍する通訳”になることを夢見ていたが現在は介護職。過酷な労働に見合わない低賃金に苦しみながら、今の生活から抜け出す術はないと、人生に諦めを感じ…赤山と最初に再会する教え子となる。
生きづらさを抱えながら懸命に生きるアラサー男女を体当たりで熱演する5人の教え子キャスト。桐谷と全力でぶつかりあう演技合戦も見どころだ。
主人公・赤山の裏の顔とは? 20年間音信不通だったワケとは? 全てを失った男と若者達の痛快な復讐劇の裏に隠されたいくつもの謎が散りばめられている本作。その謎に迫っていくのがテレビ局の政治部エース記者・西郡十和子(板谷由夏)。小関裕太が演じるのは、そんな西郡に振り回される部下でありながらも、自身も決して触れてはいけない世の中の悪に迫っていく、政治部記者・小松崎実役。バディを組む板谷とコミカルな掛け合いを見せる。
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曽田は「一癖も二癖もある若者達が桐谷健太さん演じる赤山誠司にぶつかりながらも成長していきます。感情を揺さぶるセリフも多くありワクワクしながら台本を読ませていただきました。僕の演じる交野瑠生という役も善と悪の狭間を葛藤しながら全力で生きています。見終わった後、『明日も頑張ろう』と希望を持てるそんなドラマになると思います。一つ一つの感情を、丁寧にそして力強く演じさせていただきます。是非、お楽しみに!!」と言葉を寄せた。
星乃は「初めて演じさせていただく役柄で、一つ一つの言葉に考えさせられながら脚本を読ませていただいています。いぶきちゃんの人生に共感を得られるように、そして支えになれるように全力で挑ませていただきます。1話1話が本当に心に残る言葉ばかりです。登場人物それぞれの視点で観ると感じ方も変わるのもこの作品の楽しみの一つになると思います。愛と勇気で溢れる熱いドラマがみなさんの毎週の楽しみの一つになりますように」とコメント。
駒木根は「10代の頃からお世話になっているアベラ監督、以前共演して大好きな北村有起哉さんと再びご一緒することができてうれしく思います。1話の台本を読み終えたときにニヤニヤしながら続きを欲していたあの感覚がわすれられません。全力で頑張ります!」と意気込みを。
小関は「このようなダークな匂いがするドラマが大好物なので、参加できることをとても嬉しく思います。僕演じる小松崎はテレビ局の報道部員ですが自分の仕事よりも、上司である超一流の政治部エースでエネルギッシュな西郡さんにこき使われ奮闘することの方が多いです。振り回されている小松崎を見守り応援いただけると嬉しいです」としている。
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