今日17日(月)、靖国神社にある東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木は、つぼみの先が黄緑色になっています。今日の日中は寒さが和らいでいるものの、明日18日(火)は冬の寒さに逆戻り。ただ、寒の戻りは一時的で、21日(金)以降は暖かくなるでしょう。今週末から来週にかけては、あちらこちらで開花ラッシュとなりそうです。東京の桜の開花は22日(土)の予想です。
●桜のつぼみが黄緑色に
一番上の写真は今日17日(月)の東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木のようすです。東京の桜の標本木は靖国神社内にあります。まだ、全体的につぼみは固そうですが、ここ2〜3日で先が黄緑色になってきたものが増えています。
また、すぐ上の写真は、靖国神社の近くにある千鳥ヶ淵で撮影した桜のようすです。左が昨年2024年3月21日、右が今日2025年3月17日の同じ木のつぼみです。今日のつぼみの膨らみや色は、昨年3月21日とほぼ同じくらいで、今年は昨年に比べて少し生長が早いように見えます。
昨年はつぼみが黄緑色になった後にしばらく寒の戻りがあり、つぼみの生長は足踏みしました。開花の発表があったのは平年より5日遅い3月29日でした。
●一時的に寒の戻りも 21日からは気温上昇
今日17日(月)の東京都心は3日ぶりに気温が15℃を超えたものの、明日18日(火)からは再び冬の寒さが戻るでしょう。19日(水)にかけて最高気温は10℃を少し上回る程度で、冷たい雨が降りそうです。20日(春分の日・木)は日差しが戻りますが、気温の上がり方は鈍いでしょう。
寒の戻りは一時的で、21日(金)は気温が15℃を超え、春らしい暖かさになります。22日(土)と23日(日)は20℃を超えて、日差しの下では上着がいらないくらいの陽気になりそうです。このため週末からは桜のつぼみが一気に膨らむでしょう。いよいよ開花が近づきそうです。
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●桜の開花予想日はいつ?
先週12日(水)に発表された日本気象協会の桜の開花予想によると、東京は22日(土)に開花する見込みです。また、同日22日(土)は宮崎でも開花予想となっています。その後、23日(日)は鹿児島、高知で、さらに24日(月)以降は福岡、名古屋、広島や大阪などでも続々と開花し、来週にかけて開花ラッシュとなる見込みです。
なお、天気や気温の変化によって、開花や満開の日が前後する可能性があります。最新の開花・満開予想は3月19日(火)です。tenki.jpで最新の情報を確認し、お花見の参考になさってください。
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