玉川徹氏、いしだあゆみさん死因に言及「知り合いの医師に聞いてみた」「結構、一般的な…」

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は18日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」（月〜金曜午前8時）に出演。

3月11日に76歳で亡くなったことが17日に明らかになった歌手で女優のいしだあゆみさん（本名・石田良子＝いしだ・よしこ）の死因、甲状腺機能低下症について言及した。

番組では、いしださんの歌唱やドラマ、映画に加え、同局系「徹子の部屋」の出演シーンを通じて、ありし日のいしださんを伝えた。また甲状腺機能低下症について、「免疫の異常が起こり、首の付け根にある甲状腺を攻撃。これにより新陳代謝を活発にさせる甲状腺ホルモンがつくられなくなる病気」「症状としては全身がむくむ、疲れやすい、無気力になるなどがある」「重症化すると意識障害や心不全を引き起こすこともある」とする専門家のコメントも紹介した。

見解を求められた玉川氏は、「昨日、知り合いの医師に聞いてみた」とした上で「結構、一般的な症状で、一説によると高齢女性の10人に1人くらいは、レベルの違いはあるにしろ、こういう低下症があるという話だった」と述べた。

「薬でのコントロールができるので、ほぼ、亡くなることはないという話を聞いた。もしかしたら診断がついていなかったのが、急激に、ということなのかもしれない」とも口にした。

いしださんは、大ヒットした「ブルー・ライト・ヨコハマ」「あなたならどうする」で知られ、映画「火宅の人」や、ドラマ「金曜日の妻たちへ」「北の国から」など、話題作にも多数出演。長らくお茶の間で愛された。3月11日午前4時48分、都内の病院で死去した。葬儀は近親者で営まれ、お別れの会を開く予定はないという。