ドラマストリーム『地獄の果てまで連れていく』の場面カット(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会 俳優の佐々木希が主演、渋谷凪咲が共演する、TBSのドラマストリーム枠『地獄の果てまで連れていく』(毎週火曜 後11:56)の第10話が、18日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【動画】作品ではドロドロ関係でも現場ではホッコリな関係性!現場裏話を告白! 今作は、主人公・橘紗智子が、高校時代からの因縁を持つ花井麗奈に復讐を挑む壮絶な物語。天使のような笑顔の裏に残虐な殺人鬼の顔を持つ麗奈と、彼女を破滅に追い込もうとする紗智子の葛藤が描かれる。
第10話は、麗奈(渋谷凪咲)の初めての殺人が誠(井上祐貴)の母親だったと知り、紗智子(佐々木希)は呆然としてしまう。そんな中、話があるとゆうき(吉澤閑也)に連れ出された誠。その姿を最後に、誠は姿を消してしまうのだった。やがて紗智子からの電話に出た誠は、「麗奈に会いに行く」と言い残して電話を切ってしまう。そんな誠が向かったのは、幼い頃に初めて麗奈と出会った公園で…。
少年時代の誠はある日、公園で自分の凶暴性をあっけらかんと話す少女・麗奈と出会う。虫や鳩を殺したことを平然と語る麗奈だったが、残酷な大人の存在を知る誠は麗奈をすんなりと受け入れ、2人はよく遊ぶようになる。そんな中、麗奈と誠が公園で遊んでいると、誠の母親が通りかかる。母親の誠への扱いを見た麗奈は誠の母親に近づき…というストーリーだった。
回想シーンで幼少期の誠が母親から虐待を受けていて、殴られた跡を隠すように眼帯をしている姿が描かれた。友だちからも仲間外れにされた誠は、同じく親と衝突し、家出をした麗奈と公園で出会い、意気投合をする。
誠の境遇を知り、“諸悪の根源”である誠の母親を自宅に行って刺殺した麗奈。犯行現場から去っていく麗奈を目撃し、母親の死体を発見した誠だが、警察の問いかけにも口をつぐむ。そして麗奈に対して、誠は「お母さん、地獄に行った」と話した。一連のシーンに視聴者からは「そんな過去が…」「誠の生い立ちがしんどい。よくまともに育ったよ」「だから誠は麗奈に寄り添う決意をしたのね」「麗奈も人間なんだと再確認した回」などの声が寄せられている。