(上段左から)久保田磨希、松尾諭、佐津川愛美、白本彩奈、広山詞葉(下段左から)美保純、柴田理恵、浅野和之、渡辺真起子、森口博子 (C)フジテレビ 【モデルプレス=2025/03/19】女優の小泉今日子、俳優の中井貴一がW主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(毎週月曜よる9時〜※初回15分拡大)。前作「続・最後から二番目の恋」(2014年)からの続投キャストが発表された。
【写真】「最後から二番目の恋」第3期主題歌務める大物アーティスト
◆小泉今日子&中井貴一主演「続・続・最後から二番目の恋」続投キャスト発表
このたび、前作「続・最後から二番目の恋」に続き、11年振りに久保田磨希、松尾諭、佐津川愛美、白本彩奈、広山詞葉、美保純、柴田理恵、浅野和之、渡辺真起子、森口博子らが再集結。ドラマシリーズレギュラーキャスト陣の本作への再登板が決定した。
本作は、古都・鎌倉を舞台に、小泉演じるテレビ局プロデューサーの主人公と、中井演じる鎌倉市役所で働く公務員の恋を描いたロマンチック&ホームコメディ。2012年1月に第1期の連続ドラマ「最後から二番目の恋」、同年11月にスペシャル版として「最後から二番目の恋2012秋」、そして2014年に、第2期となる『続・最後から二番目の恋』が放送された。本作はその11年後を描いた第3期目となる。
第1期・第2期に続き、完全オリジナル脚本となる第3期本作を書き上げるのは脚本家・岡田惠和。「最後から二番目の恋」の世界感においてもおなじみの心温まるストーリーラインと繊細なタッチで描く親しみやすいポジティブなキャラクター設定、そして何よりも登場人物たちのコミカルな掛け合いの会話劇は岡田脚本の神髄が余すことなくあふれ出す最新作を届ける。
◆「続・続・最後から二番目の恋」個性派キャラクターたちがロマンチック&ホームコメディを彩る
久保田演じる“三井さん”の愛称で親しまれている三井さんは、敏腕ドラマプロデューサーとして活躍する千明(小泉)が仕事上でもっとも頼りにしているスタッフで、フリーのベテランAP(アシスタントプロデューサー)。千明の健康管理から人間関係の調整まで幅広くサポートしており、さながら千明にとって賢妻ともいえる存在。テレビの現場が好きで、自らAPであり続け、千明を支える選択をしている。本作でも安定感ある「三井さん!」は健在。久保田は、連続テレビ小説「まんぷく」(2018年・NHK)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2023年・NHK)、大河ドラマ「花燃ゆ」(2015年・NHK)や、ドラマ「大奥」シリーズ(フジテレビ系)、「商店街のピアニスト」シリーズ(BS松竹東急)、「テイオーの長い休日」(2023年・東海テレビ)、「ROOM 史上最悪の一期一会」(2024年・BS-TBS)、「ホンノウスイッチ」(2025年・テレビ朝日)、映画「ウエディング・ハイ」(2022年)、映画「夜明けのすべて」(2024年)、映画「あまろっく」(2024年)など映画やドラマにとどまらず、舞台やバラエティ番組でも活躍を見せる。
松尾演じる田所勉は鎌倉市観光推進課課長。かつては上司だった長倉和平(中井)は、定年後に観光推進課で“指導監”という役職で働き続けており、現在は自分の部下になっている。和平とそれなりにやりにくさはあるも、たまに君付けをする一幕もある関係値。あいかわらずの歯に衣着せぬ物言いで和平とは、デスクで常に漫才のような掛け合いを繰り広げている。メタボ体型で女性には縁がないタイプ。松尾は、映画「進撃の巨人」(2015年)、「シン・ゴジラ」(2016年)、映画「あまろっく」(2024年)、「十一人の賊軍」 (2024年) や「敵」 (2025年)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」ではヒロインの幼馴染みの父親役、「ラストマン−全盲の捜査官−」(2024年・TBS系)、「うちの弁護士は手がかかる」(2023年・フジテレビ系)などコミカルからシリアスな役どころまで演じきる。松尾の自伝的エッセイは「拾われた男」(2022年・ディズニープラス/NHK)としてドラマ化され話題となった。
佐津川が演じる長倉知美は、長倉家の明朗快活な次男(双子の弟)・真平(坂口憲二)と結婚し、双子の産休育休を経て、仕事に復帰。鎌倉市役所・観光推進課の職員として時短勤務中。職場では和平の同僚でもあることから、職場で家のストレスを漏らしてしまうこともあるが、明るくおおらかな性格から周りの職員たちに温かく見守られている。佐津川は、14歳でスカウトされ芸能界入り。映画「蝉しぐれ」(2005年)で映画デビュー。ドラマ「最後から二番目の恋」(2012年・フジテレビ系)、映画「ヒメアノ〜ル」(2016年)などに出演し、映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」(2019年)、「夫婦円満レシピ〜交換しない?一晩だけ〜」(2022年・テレビ東京系)は、繊細な心情と大胆さを持ち合わせるセックスレスに悩む主人公役を見事に演じた。また、りょうとともにW主演を飾った「Tokyo Woman」(2023年・フジテレビ)ではヒロイン役、連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022年・NHK)、映画「かくしごと」(2024年)などテレビや映画で広く活躍中だ。
白本演じる長倉えりなは、和平の一人娘で、前作「続・最後から二番目の恋」(2014年)ではまだ13歳という若さであったが、11年の月日を経て本作では24歳に。大人びており、性格はクールでドライ。和平に対しては特に手厳しく、辛辣(しんらつ)かつ愛ある言葉を投げかける。その反面で千明には懐いている。現在は美大を卒業し、実家に戻り、海に流れ着くものでアートを作る海ゴミアートクリエイター。白本は、3歳より芸能界入り。本作の「最後から二番目の恋」(2012年・フジテレビ系)でゴールデンプライムタイムドラマに初めてレギュラー出演。近年の出演作に、ドラマ「江戸川乱歩原作 名探偵・明智小五郎『黒蜥蜴』」(2024年・BS-TBS)、テレビ東京開局60周年特別企画「晴れたらいいね」映画「箱男」(2024年)など。待機作に、「俺の話は長い 〜2025・春〜」(3月30日・4月6日放送予定・日本テレビ系)、「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024」において選出された「スリーピング・スワン」(4月18日〜4月24日 公開予定)がある。
広山演じる飯田ゆかりは、千明や三井さんと職場を共にするフリーのドラマプロデューサー。自身の作品を世に出すという強い意志を持っており、仕事の合間に自分で作った小さな映画が賞を受賞した。そんな飯田も気づけば40歳。いまだにイケイケ感を残し、恋に仕事に全力疾走中。現在は千明と一緒にプロデューサーとして働き、千明を支えている。広山は俳優としてだけでなく映画プロデューサーも活躍する広山は、インドで開催された「Global Indian Film Festival」(2024年)で最優秀女優賞に輝き、「NY Cinema Awards」(2024年)では、広山が出演及びプロデュースを手掛ける映画「運命屋」で最優秀プロデューサー賞を受賞するなど、海外のフィールドにおいても高い評価を得ている。また映画「#Page30」(2024年)で見せた広山含む女優4人による四つ巴の演技合戦は記憶に新しい。
美保演じる、知美(佐津川愛美)の母親である大橋秀子は、かなり前に夫を亡くし、散々苦労をしてきた過去を持つ。第1期で、お見合いで知り合った真面目で誠実な和平に夢中になり、気持ちを寄せたことも。真平と娘・知美の結婚を機に、長倉家に出入りするようになり、今では長倉ファミリーの一員同然。その笑顔あふれるテンションの高いファンキーキャラは周囲の元気印。美保は、映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」(1985年)、「キネマの天地」で第10回「日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を受賞。その後も、ドラマ「北の国から」シリーズ(1987〜1998年・フジテレビ系)、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年・NHK)や映画「捨てがたき人々」(2014年)、「いちばんすきな花」(2023年・フジテレビ系)、「海に眠るダイヤモンド」(2024年・TBS系)など多数の作品に出演。また、その独自の感性とトーク力で情報番組「ごごナマ」(NHK)や情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)のコメンテーターとしても人気を集めるなど幅広く活躍している。
柴田が演じるのは、前鎌倉市長の未亡人で、2014年から変わらずに現市長を務めている伊佐山良子。伊佐山は、前鎌倉市長である夫の地盤を引き継いで愛する鎌倉市の市長となり、性格は昔気質の生真面目な堅物で貞操観念も強い。最初は何かにつけて和平を振り回し毛嫌いしていたが、次第に和平に心惹かれた過去も―。劇場型ではあるが、見た目よりもずっと素直で涙もろく、恋愛ドラマが大好きという可愛げのある人物。柴田は、WAHAHA本舗の看板女優として、あまたの舞台、テレビや映画、バラエティ番組など幅広く活躍中。映画「老後の資金がありません!」(2021年)、「大コメ騒動」(2021年)、映画「アキはハルとごはんを食べたい」(2023年)シリーズでは「アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!」(2024年)に連続出演。俳優として、柴田の演技幅と安定感は多くの作品でその存在感を唯一無二のものとしている。今年5月には、日本とフィリピンの合作映画「クロスポイント」(2025年)の公開が控えている。
浅野が演じる水谷広行は、自己中心的な自由奔放専業主婦の水谷典子(飯島直子)の夫。見た目は真面目そうだが、お調子者かついい加減で無責任な性格。妻に内緒でキャバクラ通いもしていた根っからの遊び人。過去には典子と離婚の危機を迎えるなど夫婦関係はすでに冷え切っている。また、荒野を求めた流浪に憧れを持ち続ける昭和気質のファンキーな男であり、何もないよりは行動して後悔した方がいいという行動力のある男。気がつけば失踪まがいな“放浪の旅”に出ており、妻の典子も無関心。浅野は、安部公房スタジオ、野田秀樹主宰の劇団夢の遊眠社を経て、舞台、映画、テレビなどでマルチに活躍中。「第40回紀伊國屋演劇賞」個人賞(2006年)、「第13回読売演劇大賞」最優秀男優賞(2006年)、「第18回読売演劇大賞」最優秀男優賞(2011年)を受賞に続き、今年「第75回 芸術選奨」文部科学大臣賞を受賞。その味のある演技力で、映画「ギャラクシー街道」(2015)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年・NHK)など三谷幸喜作品の常連であり、映像作品にも欠かせぬ存在だ。
渡辺演じる水野祥子は、かつては若手バンドを育成していたが、今はアニソンやK-POPに助けられている音楽業界に勤務する音楽プロデューサー。相変わらず独身ではあるが、恋多き大人のオンナ。千明と啓子(森口)とは古い付き合いで、何かにつけては大人女子会で互いの“今”を語らっている仲。渡辺は1986年よりモデルとして活動。映画「バカヤロー!私、怒ってます」(1988年)に俳優デビュー。「M/OTHER」(1999年)で「第14回高崎映画祭」の主演女優賞を受賞し、母親役を演じた映画「チチを撮りに」(2013年)では「第55回アジア太平洋映画祭」と「第7回アジアン・フィルム・アワード」で最優秀助演女優賞を受賞し海外作品で2冠の経歴を持つ。2024年5月には舞台「ドブヘ INTO THE DITCH」、8月には映画「劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション」の公開が控えている。
森口演じる荒木啓子は出版業界に勤務する雑誌の編集マン。祥子の務める音楽業界同様に出版業界も不況の中、自身の生き残りをかけて悪戦苦闘中。啓子も独身で、千明・祥子・啓子の59歳同士の独身トリオは、日々「恋愛&仕事」トークで酒を交わしている。啓子自身の恋愛はというと、すっかりご無沙汰中。森口は、テレビアニメ「機動戦士Ζガンダム」(1985年)のオープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」でデビュー。91年から6年連続でNHK「紅白歌合戦」出場の実績を持ち、音楽活動のみならず、ドラマ・バラエティー・グラビアなど幅広いジャンルで活躍中。映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」(2022年)の主題歌「Ubugoe」や、ビキニ姿のジャケットが話題となった2024年リリースのアルバムが話題に。歌手としても精力的に全国コンサート活動を行っている。
「いくつになっても、未来に恋していたい。」―過去を受け入れ、今を生き、未来に焦がれて生きていく喜びある人生をテーマに描く本作への豊かなキャスト陣10人の再登板が決まり、まさに十人十色のキャラクターたちの個性が「続・続・最後から二番目の恋」の登場人物たちのそれぞれの人生模様に交錯し、ドラマの世界感をより彩っていく。
また、フジテレビでは4月からの新作「続・続・最後から二番目の恋」放送にともない、過去作品である「最後から二番目の恋」 (2012年) 「続・最後から二番目の恋」 (2014年)の再放送が決定している。
(modelpress編集部)
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