北極域研究船の命名・進水式に出席された天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=19日午後、横浜市磯子区 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは19日、横浜市の造船所で開かれた北極域研究船の命名・進水式に出席された。
式典で研究船の名前が「みらいII」と発表されると、愛子さまは笑顔で拍手を送った。続いて愛子さまは、手渡されたおので船首と陸上をつなぐ綱を切断。くす玉が割れ、紙テープが舞うなどして船が進水した。
みらいIIは全長128メートル、幅23メートル。氷を砕きながら進むことができる日本初の研究船で、気象観測などを行う。愛子さまは式典後、船を運用する海洋研究開発機構の関係者に「実際に活躍するのを楽しみにしています」と声を掛けた。

北極域研究船の命名・進水式に臨まれる天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=19日午後、横浜市磯子区