デブリの２回目採取、４月開始＝東電福島第１原発

　東京電力は１９日、福島第１原発事故で溶け落ちた２号機の核燃料（デブリ）の試験的取り出しについて、２回目の作業を４月中にも開始すると発表した。

　東電によると、１回目の作業時にミスがあったデブリ回収装置へのパイプ取り付けで、今月２５日ごろから１週間ほど２号機原子炉建屋内で訓練を実施。その後、デブリをつかむための爪のような器具やカメラを交換した上で作業を始める予定。