ナイツ土屋「全然お客さん入ってないし、テレビで観たことのない師匠たちばっかりで(笑)」駆け出し時代を回顧

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2025年03月19日 20:10  TOKYO FM +

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ナイツ土屋「全然お客さん入ってないし、テレビで観たことのない師匠たちばっかりで(笑)」駆け出し時代を回顧
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00〜7:25)。3月15日(土)、22日(土)の放送ゲストは、お笑いコンビ・ナイツの土屋伸之(つちや・のぶゆき)さんです。この記事では、3月15日の模様をお届けします。


土屋伸之さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



◆ナイツの十八番ネタ“ヤホー漫才”が生まれるまで

丸山:僕はお笑いが大好きで、ナイツは僕のなかでトップ3に入るぐらい好きで。

土屋:マジっすか!?

丸山:ネタ番組は見逃さないですから。

土屋:それは嬉しい〜。

丸山:そんな土屋さんの相方・塙さんは同級生?

土屋:塙さんは(学年が)1個上なんですよ。

丸山:1個先輩ですか。

土屋:大学の落研(落語研究会)、お笑いサークルで出会ったんですけど、1個上の先輩・塙さんが(大学を)卒業するときに誘われて芸人になったのが、2000年です。

丸山:落研に入るというこは、若い頃からお笑い(の世界)に行きたかったの?

土屋:僕は興味本位で、たまたまライブを観に行ったのが落研のライブで。それが初めて生で見たお笑いライブで、“すごく面白いな”と思って入ったのがきっかけで。もともと芸人になるつもりはなかったんです。相方、塙さんはもう子どもの頃から(芸人に)なりたかった。

丸山:まあ、お兄さん(はなわさん)もいるし、行きやすいかなっていう感じはするけど。

土屋:そうですね。お兄さんが一足先に(芸能界にいましたから)。でも、やっぱり(塙さんの)親からしたら3兄弟なんですけど、そのうち2人が芸人っていうのはきついと(笑)。

丸山:ハハハハハ! きついですね(笑)。

土屋:「弟だけでも大学は行ってくれ」みたいな感じで、落研に。それで出会いまして。

丸山:でも、ちゃんと大学行ってくれたからよかったなということで。先輩の塙さんと出会ってから、それで仲良くなってコンビを結成するのに誘われた流れみたいなのは、どんな感じで?

土屋:塙さんは、僕が入ったときに部長とかやってたので、言ったら憧れの先輩で。

丸山:なるほど。

土屋:身近にいる一番面白い人だったので、“この人はプロになるだろうな”とは思ってたんですけど、まさか自分が(コンビの相方に)誘われるとは思わなかったですね。

丸山:へぇ〜。

土屋:それで、誘われてから初めて“芸人になる”っていうのを現実的に考え始めて。

丸山:それでプロになるっていうね。

土屋:芸人は(ゴルフと違って)プロテストも何もないですけど。事務所に入れるかとか、いろいろあるんですけど、全然最初は(ネタが)ウケなくて苦労しましたね。

丸山:要するに、時事ネタのボケからつっこんで、っていう(ナイツ恒例の)感じではなかった?

土屋:最初はもう全然ですね。僕もよくわからずに、テレビとかで観る芸人さんの真似をしたりとかもしてたし、“どつきツッコミ”とかにも挑戦したりしましたね。若い頃はすごい頭叩いてみたりとか、今では全然キャラが違うんですけど(苦笑)。

丸山:僕らが知ってるナイツはやっぱりヤホー漫才。ボケから始まって……。

土屋:そうですね、小ボケの連続……みたいな。(相方の小ボケを)訂正するっていうツッコミなんですけど。そこに至るには結構工夫しましたね。

丸山:コンビを組んだのが2000年で、自分たちが(ゴルフで言う)シード選手になれたぐらいの感じというのは、その3年後や4年?

土屋:いやいや全然だと思います。事務所(マセキ芸能社)に入った1年後とかに、今度は「漫才協会にも入れ」って事務所の社長に無理やり入れさせられたりもして。その当時、漫才協会は全然お客さん入ってないし、テレビで観たことのない師匠たちばっかりで(笑)。

丸山:(笑)。

土屋:本当にそこに入るのはもう不安でしょうがなかったです。

丸山:そりゃあ、そうですよ。その気持ちはなんとなくわかるな。

土屋:やっとプロになったと思ったら、学生のときよりももっと厳しくなったみたいなところに連れて行かれたので。しかも、僕らが入ったときは漫才協会が一般社団法人になる前だったんで、漫才協団っていうもっと怪しい、なんか入るのに躊躇するような名称で、若手からは恐れられてましたから(笑)。

丸山:(笑)。

土屋:そこに入ってしばらくは全然ダメだったんですけど、ヤホーみたいな漫才になって。落語家さんの寄せとかにも入るようになったら、逆に舞台数が増えて、漫才が良くなっていって。

丸山:なるほど。

土屋:それでM-1(M-1グランプリの決勝大会)とか行けるようになった。

丸山:あれは革命的だったよね、ヤホーは。よく思いつくなという小ボケのツッコミがすごい。

土屋:僕は訂正してるだけなんですけどね(笑)。

丸山:その訂正がまた面白い。

土屋:間違っているものを、ただ直すだけという(笑)。

次回3月22日(土)のゲストも、ナイツ土屋さんです。

「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。



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3月15日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月23日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00〜7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/

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