写真 最近ようやく暖かい日も増えてきましたが、乾燥の季節を経て、40代の筆者は肌だけでなく髪もパサパサ。まとまりにくくてスタイリングもうまくいかないし、パサパサ髪だと生活感が出て、なんだか老けて見えるような気もします。
夜、シャンプーの後にトリートメントをしっかりしても、翌朝になるとやはり乾燥気味。パサパサした髪が肌に当たって、肌も痒くなるなど悪循環にはまっていました。
そんな時にドラッグストアで見つけたのが、キュレルのモイスチャーヘアクリーム。VOCEや美的、マキアなどの美容誌、BAILAなどのファッション誌でもアウトバスヘアケアアイテム部門にて、2024年下半期のベストコスメを続々受賞していたので気になってはいたのです。
試してみたら「リピート確定!」の良さだったので、レポートしたいと思います。
◆スキンケア成分100%、余ったらお肌につけてもOK
乾燥性敏感肌のためのブランド「キュレル」。スキンケアアイテムが人気ですが、実はヘアケアアイテムや洗剤、柔軟剤なども発売しています。そして、2024年9月に「キュレル モイスチャーヘアクリーム 70g 」(オープン価格※筆者は税込1,760円で購入)が仲間入り。
なんでも、髪が触れる素肌まで考え、100%スキンケア成分でできているとのこと。髪にも肌にも優しいってことですよね。
洗い流さないタイプのヘアクリームで、濡れた髪、乾いた髪のどちらにも使えます。
キュレルのキー成分でもある「セラミド機能成分(セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド)」を配合していて、髪に潤いを与えてくれる上に、乾燥性敏感肌を考えた低刺激設計で、弱酸性・無香料・無着色。
また、ドライヤーやアイロンの熱から、髪を守ってくれます。
そして、何よりポイントはスキンケア成分100%で作られているため、髪になじませた後、手についたクリームはそのまま肌になじませてOK。
ヘアクリームやヘアオイルを使った後は手がベタつくので洗わないといけないのですが、その必要なし! これは助かります。
◆使ってみたら即とりこ! パサパサ髪どこいった!?
容器の蓋を開けると、中身はまるでスキンケアのクリームのようです。
適量(セミロングの場合直径約1cm)をてのひら全体に薄くのばしてから、髪全体や毛先などによくなじませます。
乾燥やパサつきが気になる部分には、様子を見ながら少しずつつけ足しするのがおすすめ。筆者は、日中の髪のパサつきが特に気になるため、朝のスタイリングの際、乾いた髪に使用してみました。
柔らかいテクスチャーで伸びも良く、髪にも塗り広げやすいです。手のひらに軽くとって馴染ませただけで、しっとりまとまる! なんなら程よいツヤも出ていい感じです。しっとり潤いもあるので、静電気が気になる時も大活躍してくれそうです。
そして繰り返しになりますが、ズボラな筆者にとって最高なのが「余ったものは肌につけられる」という点。とりあえず、ハンドクリームのように乾燥が気になる手に馴染ませましたが、本当にベタつかなかったです。
そのまま外出し夕方まで過ごしてみましたが、パサつくことなくまとまったまま。少し崩れても、手ぐしでさっとまとまるのでお直しも楽でした。濡れた髪にも使えるとのことなので、シャンプー後のドライヤー前にも使ってみたいです!
◆もうベタベタのヘアオイルには戻れない
今までは、髪が乾燥すると、とりあえずオイルをつけていたのですが、意外と扱いが難しいんですよね……。つけすぎると重たくて「え、髪濡れてる?」という感じになるし、オイルが首や顔に触れるのも気になる。
かといって軽めにつけると結局パサパサしてしまって意味がない! 乾燥した髪が顔に触れるのも、それはそれでチクチクして嫌な感じです。そんなこんなで、冬はスタイリングに困っていました。
でもキュレルのモイスチャーヘアクリームなら、髪が触れる素肌のことまで配慮されているから安心です。乾燥でパサパサだったおばさん髪が、ドラッグストアの1000円台のヘアクリームで解決してしまいました!
◆携帯に便利なチューブタイプもあると嬉しい
ちなみに、シャンプーの後に使うモイスチャーヘアパックもあるので、とにかく乾燥して困っているという人はセットで使ってみるのもありかも。
個人的には、できれば携帯に便利なチューブタイプもあると嬉しいですが、何はともあれ、これはしばらくリピートです。
<写真・文/佐治真澄>
【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。