<競泳:日本選手権>◇第1日◇20日◇東京アクアティクスセンター◇男子50メートルバタフライ決勝
田中大寛(たいかん、23=キッコーマン)が、日本新記録となる23秒06で優勝し、今夏の世界選手権(シンガポール)代表入りを決めた。
23年に川本武史がマークした従来の記録を0秒07更新。「ここまで出ると思っていなかった。予選からすごく良い感覚で泳げていたので、あわよくばと思いながら頑張った」と納得の表情を浮かべた。
168センチと小柄ながら、馬力のある泳ぎが持ち味。「ウエートで、パワーも付いてきた。大きい選手に負けないようにトレーニングしてきた」とうなずいた。世界選手権へ向け「このタイムじゃまだまだ。22秒台で準決勝や決勝に上がれることを目標に頑張っていきたい」とさらなる成長を誓った。
オリンピック(五輪)2大会連続出場の松元克央(ミツウロコ)も、23秒32の2位で選考基準を満たした。
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