そして、3月11日にフォーミュラEのCEOであるジェフ・ドッズ氏と、サステナビリティ・ディレクターを務めるジュリア・パレ氏は、バルバドス政府と同国ミア・アモール・モトリー首相の共同主催で開催された『2025 SE for ALL グローバルフォーラム』に出席し、正式に『エネルギー・コンパクト』への参加意思表明書に署名した。
「SE for ALL 、国連、および国連─エネルギ─UN Energyとのパートナーシップは、フォーミュラEのミッションがレースにとどまらず、世界の重大な課題に取り組むための枠組みを築くものであることを示している。この取り組みは、持続可能な開発への貢献をさらに加速させるものとなるだろう」
こうした活動に沿った方針をすでに掲げてきたフォーミュラEは、温室効果ガス排出の測定・報告・削減に関するISO 140641およびISO Net Zero Guidelinesといった厳格な基準に準拠しており、シーズン11においては輸送に伴う二酸化炭素排出量を25パーセント削減。年間16戦のカレンダー全体で約5500トンの炭素排出量を削減することに成功していると発表した。