女優宮内ひとみ(32)が20日、映画「少年と犬」(瀬々敬久監督)初日舞台あいさつに登壇した。
昨年11月に桜庭ななみから改名。映画の内容にちなみ「ここ(胸)にあるもの」と聞かれると、同作の撮影期間中に母親が亡くなったことを明かした。
映画の撮影は約1年前に行われた。「撮影地と家を行き来しながら、最期をみとることができました。母の強さや愛、ありがたさをすごく感じて、もう会うことはできないけどここにいると思っています」と胸に手を当てた。
同作では、タイトルにもなっている“少年”の母親役を演じた。母親を演じることはあまりなかったといい「子どもを育てたことがなかったので、子どもに対しての愛情ってどういうものなんだろうとすごく考えていましたが、この期間にすごく母親に教えてもらえたと思っています。今回、この作品に参加できてよかったです」と静かに語った。
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