メッツ・千賀滉大、4回途中無安打6K＆自責無しの好投　小笠原慎之介との同地区対決を制して今春1勝目

◆ 日本人対決に投げ勝ちオープン戦初白星



　ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手（32）が現地時間20日に行われたナショナルズとのオープン戦に先発登板。4回途中まで投げて無安打、自責点無しと好投を見せた。



　千賀は初回、先頭打者エイブラムスの四球と盗塁で一死二塁とし、3番ウッドを2者連続の空振り三振に仕留めるも、捕手トーレンスの失策が絡んで振り逃げとなり、この間に先制の二塁走者が生還。さらに四球を与えて一死一、二塁とピンチが続いたが、5番ガルシアを遊ゴロ併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜けた。



　直後の2回表、打線がナショナルズ先発の小笠原慎之介を攻略して逆転に成功すると、千賀は2回裏、3回裏と続けて三者凡退。4回裏の先頭打者ウッド、4番ベルを連続三振に仕留めたところでマウンドを降り、3回2/3を投げて無安打、2四球、6奪三振、1失点（自責無し）という内容。メッツが10対3で勝利を収め、千賀にオープン戦1勝目が記録された。