未勝利戦7馬身差V オークス馬の半弟が自己条件で待望の2勝目狙う

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2025年03月21日 11:45  netkeiba

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待望の2勝目を目指すアルレッキーノ(24年8月撮影、ユーザー提供:こねこさん)
 昨年のオークスと秋華賞を制したチェルヴィニアの半弟となるアルレッキーノ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、土曜中山5Rの3歳1勝クラス(芝1600m)で待望の2勝目を狙う。

 アルレッキーノは父ブリックスアンドモルタル、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハの血統。母は16年のフローラSの覇者で、オークスはシンハライトの2着だった。そして半姉のチェルヴィニアは24年のオークスと秋華賞の勝ち馬。半兄のノッキングポイントは23年の新潟記念を制している。遡れば祖母のハッピーパスは03年の京都牝馬Sの覇者、そして曾祖母は名繁殖牝馬のハッピートレイルズなので、93年のマイルCSなど重賞6勝のシンコウラブリイ、05年のセントライト記念など重賞2勝のキングストレイルなどと同牝系となる。

 昨年6月の東京でデビュー。圧倒的1番人気で2着だったが、勝ったのは後にホープフルSを制するクロワデュノールなので、結果的に相手が悪かった。続く8月の新潟の未勝利はゴール前を流して7馬身差の圧勝。しかも勝ち時計の1分33秒3はタイレコードだから、優に重賞級と思わせるパフォーマンスだった。それだけにその後の2戦、サウジアラビアRCの5着と朝日杯FSの10着が解せないが、完全な力負けとは思えない。

 今回はリフレッシュを挟んでの復帰戦。自己条件に戻り、本領発揮の2勝目といきたい。

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