
パレスチナ自治区ガザへの攻撃を再開したイスラエルは、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対しても激しい空爆を行い、少なくとも2人が死亡しました。
イスラエル軍は22日、レバノンから発射されたロケット弾3発を迎撃したと発表しました。
イスラエルとレバノンを拠点とするヒズボラをめぐっては、去年11月から停戦が続いていましたが、イスラエル軍はレバノン南部での駐留を続け、ヒズボラへの空爆もたびたび行っていました。
今回のロケット弾攻撃について、ヒズボラは関与を否定していますが、イスラエル軍は報復として、ヒズボラの拠点を空爆したと発表。
地元メディアによりますと、一連の空爆でこれまでに少なくとも子ども1人を含む2人が死亡し、けが人も多数出ているということです。
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イスラエルとヒズボラの戦闘は停戦以降、落ち着いた状況が続いていましたが、今後、全面的な衝突が再燃する可能性があります。
中東情勢をめぐっては、イスラエルが18日にパレスチナ自治区ガザへの攻撃を再開させて以降、イエメンの武装組織フーシ派も攻撃を続けていて、再び緊迫化しています。