27日〜28日は荒天の恐れ 29日から気温急降下で花冷え 寒暖差大 2週間天気

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2025年03月25日 12:03  日本気象協会

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日本気象協会

27日〜28日は荒天の恐れ 29日から気温急降下で花冷え 寒暖差大 2週間天気

明日26日(水)も、九州から東北の広い範囲で黄砂に注意。27日(木)から28日(金)は局地的に雨や風が強まり荒天の恐れ。この雨のあと、29日(土)以降は気温急降下。寒暖差が大きいので、体調管理に注意。



●明日26日も黄砂に注意


明日26日(水)も、高気圧に覆われて、九州から関東、北陸は広く晴れる見込みです。気圧の谷の影響で、新潟や東北は昼頃にかけて所々で雨や雷雨となり、北海道も雨や雪の降る所がありますが、次第に日差しが出るでしょう。最高気温は、平年より高い所がほとんどで、関東から九州は初夏の陽気が続く見込みです。

今日25日(火)は、午前11時までに近畿地方の広い範囲で黄砂を観測していて、大阪の午前9時の視程は8キロメートル(速報値)となっています。明日26日(水)も、九州から東北で黄砂の飛来が予想されていて、黄砂により見通しの悪い状態が続くでしょう。交通に影響の出る可能性もありますので、最新の情報を確認してください。


●前半(26日〜4月1日) 27日〜28日は荒天の恐れ 29日以降は気温急降下


27日(木)から28日(金)にかけて、低気圧が日本海を北上し、低気圧からのびる前線が日本付近を通過する見込みです。このため、九州から東北にかけて広い範囲で雨が降るでしょう。前線が通過するタイミングで、雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。落雷や突風、急な強い雨にご注意ください。山林火災の消火活動が続いている愛媛県と岡山県でもまとまった雨が降りそうです。

29日(土)は、広い範囲で天気が回復しますが、関東や東北は湿った空気の影響で雨が降るでしょう。30日(日)以降は、晴れる所が多くなりそうです。4月1日(火)は、関東でにわか雨があるかもしれません。

最高気温は、28日(金)まで全国的に平年より高いでしょう。関東から九州では夏日(最高気温が25℃以上)の所があり、初夏の陽気が続きます。桜のつぼみが膨らんで、九州から関東で桜開花ラッシュとなりそうです。ただ、29日(土)以降は、冷たい空気が流れ込み、気温が急降下。昼間も風がヒンヤリする所が多いでしょう。お花見の際は、暖かい服装でお出かけください。


●後半(2日〜7日)  晴れる所が多く、気温も上昇


4月2日(水)以降は、晴れる所が多い見込みです。ただ、関東は湿った空気の影響で4日(金)頃まで雨が降りやすいでしょう。5日(土)から6日(日)は全国的にお出かけ日和になりそうです。九州から関東では、桜が見頃となる所もあり、青空のもとでお花見を楽しめるかもしれません。

最高気温は、平年より高い所が多く、関東から西では20℃前後の日が続くでしょう。昼間は過ごしやすいですが、朝晩との寒暖差が大きくなりそうです。お出かけする時間に合わせて、重ね着などで服装を調節なさってください。



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