2025年F1第2戦中国GP表彰式 優勝オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2位ランド・ノリス(マクラーレン)、3位ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2025年F1第2戦中国GPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、エステバン・オコン(ハース)だ。
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)決勝=5位(56周/56周)11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「1週間前のメルボルンでは状況が厳しそうに思えた。それ以来、寝る時間も削って、マシンのパフォーマンスを引き出せる場所についてあらゆることを話し合った。その努力がすべて報われたと思う」
「パフォーマンスをさらに高める必要があることは分かっていたし、もちろんさらに改善したいと思っていた。今のところ良い兆候が見られる。チームが驚くべき巻き返しを果たしたと思う。マラネロ、バンベリー、カナポリスのスタッフ全員を誇りに思うよ。全員が解決策を見つけるために懸命に取り組んでくれた。彼らは良い仕事をした」
「もちろん、オリーもよくやったね。ダブルポイントは僕たちにとってとても重要な成果だ。彼は昨日は不利なポジションにいたが、今日は主流ではない戦略を用いて、それをうまく機能させた。素晴らしいよ」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=4位(56周/56周)4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「ミディアムタイヤでのレース序盤は厳しかった。タイヤを壊さないように気を付けるため、周囲のマシンよりかなり遅いペースで走った。ハードタイヤでのセカンドスティントは、最初は難しかったが、パフォーマンスがはるかに好調で、マシンのペースが大幅に向上するのが分かった」
「最後の19周は、上位勢と同等のラップタイムで走れたので、予想以上に良かったし、ポジティブだったと言える」
「マシンのハンドリングが良くなり、タイヤのグリップもかなり向上した。すべてがより希望が持てる状態で、走っていても楽しかった」
「今週末から多くの教訓を得ることができる。それによって次の日本GPでもっと良いパフォーマンスを発揮できるといいね。あのサーキット(鈴鹿)で走るのが本当に好きなんだ」
「まだやるべきことはたくさんある。望んでいる位置にたどり着いていないし、マシンはそれほど運転しやすいわけではないからね。でも少なくとも今日の最終スティントは有望だったし、見直して分析すべきデータをたくさん集めた」
「全体的に上海でのレースはとても良かった。素晴らしいトラックであり、素晴らしい街だ」
(走行後の会見で語り)「ある時点でマシンにペースがあったということを、ポジティブに受け止めるつもりだ。あとは、なぜ序盤はそうではなかったのか、なぜレース終盤に少し良くなったのかを、もう少し理解すればいい」
「最初のスティントの後は、予想よりも良かったいから、ポジティブだ。週末のすべてを分析し、日本でもう少し競争力を高められることを期待する」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=3位(56周/56周)2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「3位は今日の僕たちに可能な最大の結果だから、この結果にも、開幕2戦で2度の表彰台を獲得したことにも満足している」
「良いスタートを切って、オスカーからリードを奪おうとしたが、追い抜くことができず、ランドに抜かれてしまった。残念だったが、オスカーのディフェンスはフェアだったよ」
「全体的にマクラーレンは僕たちが戦いを挑むには少し速すぎた。彼らとレースをしたいが、今の段階ではそういう状況にはないから、今日はマクラーレン以外のチームでトップだったことを喜びたい」
「今シーズンは本当に良いスタートを切ることができた。メルボルンで3位、昨日のスプリントで4位、今日は3位だった。安定した走りができているし、マシンの感触も良好だ。さらに速くなるよう、これからも努力を続け、トップとの差を縮めていきたい」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=2位(56周/56周)3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「タイヤマネジメントが求められるとても厳しいレースだったが、全体的に今日は良い結果を出せた。1ストップ戦略を予想していた人はあまりいなかったと思う。でもチームはそれをうまく実行し、素晴らしい結果と大量ポイントを獲得した」
「日本に向かう前に、この週末全体を振り返り、良い点と改善すべき点を洗い出す。今週末にサポートしてくれたパパイヤの皆に心から感謝したい」
(レース後、ブレーキトラブルについて聞かれ)怖かった。ブレーキが効かなくなるなんて、最悪の悪夢のようだ。最後の数周で、2〜4秒失ったので怖かった。でも生き残ってなんとか走り切ることができた。本当ならオスカーにプレッシャーをかけたかったけど、今日はそういう日ではなかった。また次に挑戦するよ」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=1位(56周/56周)1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「素晴らしい週末だった。マシンは常に最高の状態だった。タイヤは決勝前までのセッションとは全く異なる挙動を見せたが、そんななかで僕たちは素晴らしいレースを走り切った」
「グランドスタンドとパパイヤファンの皆からのサポートは最高だった。ハードワークによって獲得したワンツーというこの結果を誇りに思う。次のトリプルヘッダーに備えてファクトリーに戻るのが楽しみだ」
(レース後の会見で、これがタイトル争いへの一歩になるかと聞かれ)「そう願っている。(でも)それについて考えるのはまだ早い。チャンスはいつでも活用したいと思うが、チャンピオンシップについてはまだ考えていない。目の前のひとつの週末に集中しているんだ。最終的には、それがチャンピオンシップを勝ち取る方法だからね」
[オートスポーツweb 2025年03月25日]