【フィギュア】“りくりゅう”三浦璃来&木原龍一組、拠点にNHL仕様リンクを使って準備

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2025年03月26日 07:37  日刊スポーツ

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世界選手権の公式練習後の取材で笑顔を見せる三浦璃来(左)木原龍一組(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:世界選手権>◇25日(日本時間26日)◇米ボストン◇ペア公式練習



【ボストン=松本航、藤塚大輔】2季ぶりの優勝が懸かる愛称「りくりゅう」の三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)が、本番会場での初練習を終えた。


曲をかけての通しでは、木原が頭上に三浦を投げるツイストリフトなどを確認し、2人そろっての3回転トーループも着氷させた。今回のリンクはアイスホッケーNHL仕様となっており、約61メートル×26メートル。通常の60メートル×30メートルと異なる。


2人は拠点のカナダ・オークビルでアイスホッケーサイズのリンクを使って準備しており、木原は「去年は大きいリンクと小さいリンクを交互にやっていたのですが『今年は小さい方で統一しよう』となりました。リンクの方がすごくスケジュールを調整してくださったので、毎日、小さい方のリンクで練習できたのはありがたかったです」と違いを口にした。


初出場の長岡柚奈(19)森口澄士(23)組(木下アカデミー)も、約3週間前にオークビルに渡り、三浦、木原組と同じ環境で練習を積んできた。愛称「ゆなすみ」の2人は初練習に胸を躍らせ、長岡は「この舞台に立てているうれしさと、素晴らしいこの会場の中を滑っている楽しさ。観客の皆さんが拍手してくださるうれしさがたくさんあって、今は緊張より、この場を楽しんで滑っている感じです」と心境を明かした。


ペアショートプログラム(SP)は26日午後6時45分(日本時間27日午前7時45分)から行われる。

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