原田泰造主演『おっパン』映画化決定「すごく幸せ」 中島颯太、城桧吏ら“ファミリー”も続投【コメント全文】

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2025年03月26日 09:00  ORICON NEWS

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『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』主演を務める原田泰造(C)練馬ジム/LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会
 お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造が主演を務め、2024年1月期に放送された東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』が、映画化されることが26日、発表された。

【写真】おっさんをアップデートさせたゲイの大学生・大地役の中島颯太

 ドラマ版は、「おっパン」の愛称で人気の同名LINEマンガをドラマ化。古い価値観を持つ主人公の51歳・沖田誠(原田)が、常識をアップデートして家族の信頼を勝ち取っていくハートフル・ホームコメディー。「2024年日本民間放送連盟賞」において、テレビドラマ部門 優秀賞を受賞した。

 映画版には、絶賛アップデート中の主人公・誠を演じる原田を始め、“おっパンファミリー”が総登場。誠との友情関係により、彼をアップデートさせたゲイの大学生・大地を演じる中島颯太(FANTASTICS)、メイクやかわいいもの好きの高校生・翔を演じる城桧吏、BL好きな大学生・萌を演じる大原梓、めでたく大地とパートナーとなった円を演じる・東啓介、大地の母・美穂子を演じる松下由樹、ボーイズグループ推し活中の妻・美香を演じる富田靖子らが続投する。

 ドラマ版から、笑って泣ける“おっパンワールド”を開花させてきた二宮崇監督の手によって、沖田家の愛犬・カルロスが見守るなか、それぞれの「好き」を謳歌してきた主人公たちの新たなる疑問や難題を描いたオリジナルストーリーが展開されていく。

【コメント】
■原田泰造(沖田誠役)
最初に『おっパン』映画化の話を聞いた時は「ええー!??」と驚きました。驚きと同時に「ドラマのその後をどうやって描くんだろう?どういう映画になるんだろう」と喜びにも浸っていました。ドラマがOAされた時は周りの反響がすごく、最初アップデート前の誠は嫌な奴だったので、周りからも「ダメだな、あいつ」という空気があったのですが(笑)、だんだん世間に受け入れられていったのを感じていました。

映画を撮り始めてすぐに1年前に戻った感覚で、今すごく幸せです。ドラマもできて、映画にもなって、僕にとってご褒美だととてもありがたく思っています。今回の映画では、アップデートを終了したつもりの誠が、過去と向き合うことがテーマになっています。家族や友人もそれぞれ悩みを抱えながらさらに成長していくのが見どころです。

■FANTASTICS中島颯太(五十嵐大地役)
ドラマの撮影を通して“おっパン愛”が強くなっていたので、映画化の話を聞いた時、もう一度同じメンバーで集まることができるのがうれしくてガッツポーズをしました。ドラマの放送後は、「ドラマ見たよ」と幅広くたくさんの方に声をかけていただいて、多くの皆さんに届いていたんだなと実感することができました。この先も『おっパン』が自分の軸になり、今後の僕の人生においてとても大切な大きなものになっていくと思っています。

五十嵐大地という役は、言葉で誰かの心を動かすことができる、本当にすてきなキャラクターで、僕自身もパワーをもらっています。ドラマでは大地くんが誠さんのアップデートをサポートしましたが、映画では誠さんや沖田家の皆さんが大地くんを成長させてくれます。温かい作品になっていますので、ぜひご覧ください。

■城桧吏(沖田翔役)
沖田家の家族と、同じスタッフの皆さんと、またご一緒できることがとてもうれしくて、撮影前からクランクインを心待ちにしていました。クランクインの時には、皆さんが「おかえり!」と温かく迎えてくださって、本当に家に帰ってきたような安心感がありました。

ドラマでは、引きこもっていた翔が家の中から一歩外に踏み出す成長が描かれていましたが、今回の映画では、さらに成長している新しい翔の姿を見ていただけると思います。また、「好きなこと」を大切にする思いが、とても大切だと改めて皆さまにも考えるきっかけになったらうれしいです。

アップデートのその後、沖田家のみんなにどんなことが起きるのかも、ぜひ楽しみにしていてください!

■大原梓(沖田萌役)
まさか映画化するとは思っていなかったので、聞いた時はめちゃくちゃうれしかったです。またドラマと同じチームで撮影できるのがすてきだなと思って。温かい現場なのでとても楽しく、大好きなチームです!ドラマの時の萌は、家族のことを観察しながら、自分の「好き」を貫き通したい、お父さんにもっと理解してもらいたいと思っていたのですが、映画では自分の中にある芯を固めようとしています。そのため、ドラマとはちょっと違って「このままの自分でいいのかな」と悩みながら好きなマンガに取り組む、ということを意識して演じています。

■東啓介(砂川円役)
ドラマが放送されてから1年、こんなにも早く映画化が決定し、またこの作品に携われることがうれしいです。まずは、視聴者の皆さまに感謝の気持ちを伝えたいです。すでに現場では『おっパン』の温かい空気感が出来上がっており、特に大地とは何も言わなくても意思疎通ができる関係だったので、「次の撮影はいつかな」と毎回楽しみでした。「映画だから今回の円はこうしてみよう」ということはなく、あくまでドラマからのつながりを意識して演じました。ドラマを楽しんでいただいた方も、まだの方も、ぜひ予習復習した上で映画をご覧いただければ、より一層楽しめると思います!

■松下由樹(五十嵐美穂子役)
ドラマがとても温かい作品だったので、安心して作品に臨めるのがとてもありがたいです。ドラマのラストで息子の大地が結婚して新たなスタートを切り、母としてはとても喜ばしいことだったのですが、それがこんなにもさびしいんだと、映画撮影中に体感しています(笑)。「好きだからさびしい、さびしいことも好きだから受け入れられる」ということが今回の美穂子のテーマになっていて、大地が巣立っていくのを母として見届ける気持ちには、いろんな思いが入り混じります。「好き」という気持ちを肯定するこのすてきな作品をぜひ見ていただきたいです。

■富田靖子(沖田美香役)
映画化の話を聞いた時はすごくびっくりしました。大きなスクリーンで沖田家に会えると思うと、ちょっとドキドキします。ドラマから1年経て、みんないろんなところで仕事をして、いろんなものを吸収して、また出会った時に1年前とは違うのではないかと思ったのですが、時が戻ったように全く同じ状態でいられることにすごく感動しています。沖田家は沖田家なんだなって。美香役については、あえてドラマとの演じ分けは考えないようにしました。演じ分けると演技の質感が変わるので、映画とドラマ関係なくお芝居しています。楽しみにしていてください。

■練馬ジム(原作)・ネーム担当
脚本を読ませていただいた時に、「このせりふは私が思いつきたかった〜!」となるせりふがあり悔しかったです。でも、それだけ制作の方々が『おっパン』のキャラを大事にしてくださっているのが伝わってうれしかったです。ドラマだけでも十分ご褒美だったのに、映画というまさかのボーナスステージまであって、あとは興行収入100兆円を願うばかりです。

■練馬ジム(原作)・作画担当
『おっパン』ドラマから早1年。数年前に編集さんと二人三脚で作ってきた作品が、まさかこんな形で新しい作品としてお目にかかれるとは夢にも思いませんでした。誠さん…でっかくなって帰ってきやがって…。

ドラマを見てくださった方が、映画という形でまた『おっパン』をたくさんの人に届けたい、と感じてくださって今の状況があるということを聞き、本当にうれしく思います。二宮監督をはじめとするスタッフの皆さん、原田さんをはじめとする俳優陣の皆さん、お仕事を受けてくださって本当にありがとうございます。

ドラマに引き続き、原作にはない新しい登場人物と物語が『おっパン』の世界をさらに広げてくれます。映画『おっパン』が、皆さんのひとつの思い出になればうれしいです。

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