板谷由夏に朗読劇ならではのアドバイスをした津田健次郎(右) (C)ORICON NewS inc. 声優の津田健次郎が13日、都内で行われた朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない』2025 制作発表記者会見に出席し、過去に出演した朗読劇での失敗を明かした。
【写真】ターコイズがよく似合う…!爽やかな笑顔を浮かべる津田健次郎 会見にはほかに、俳優の板谷由夏と脚本・演出の新井友香氏が参加した。本作で2度目の朗読劇挑戦となる板谷は、「手元に台本があるっていうところでのお芝居はあまり経験がないので、どういう台本との付き合い方をすればいいのかなとかは考えます」と明かす。一方で台本があることでせりふが飛ぶ心配がないことに「それはめちゃくちゃうれしいですね」とにっこり。
朗読劇の経験豊富な津田は、アドバイスを求められると、自身の過去の失敗を告白。「劇場の風が強すぎて、台本のページがパラパラパラパラって。なにも起きてませんみたいな顔して」とページを急いで戻すジェスチャーをして再現してみせた。「ゾッとするでしょ。せりふは飛ばないけど、ページが飛ぶことがあるので気をつけてください」と重低音を響かせ忠告したが、堪えきれぬ笑いをこぼしていた。
本作は、2023年4月に足立紳氏の小説『したいとか、したくないとかの話じゃない』(双葉文庫)を原作に、足立氏と新井氏の共同脚本によって朗読劇化。映像プロダクション・AOI Pro.ならではの映像を多用した演出や、「セックスレス」をきっかけに夫婦のあり方、子育てのあり方を模索するストーリーが多くの観客の心を掴んだ。
この度、妻・大山恭子役に板谷、夫・大山孝志役に津田を迎えて再演が決定した。若かりし夫婦を描いた劇中映像は、初演時の映像を使用。映像キャストは、早川聖来、ゆうたろうが務める。
公演は、23日〜25日に東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて上演される。